【ホンダ 東モ】ASIMO技術を応用したUNI-CUBの進化版「β」が登場。モーターショーで体験試乗も

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UNI-CUB β(左)と先代モデルのUNI-CUB。より小型化が進められている

2013年11月14日、ホンダはパーソナルモビリティ「UNI-CUB」をモデルチェンジ。より幅広いユーザーの利用を可能とし、人との親和性を向上させた「UNI-CUB β」として発表した。

UNI-CUBは2012年5月に発表された「ASIMO」に代表されるヒューマノイドロボット研究で開発されたバランス制御技術や全方位駆動車輪機構(Honda Omni Traction Drive System)によって、体重移動だけで前後左右、斜めへの動きを可能にした一人乗りの乗り物。人の行き交う場所にも適応するコンパクトなサイズで、オフィスや商業施設などの屋内空間での移動に利用できる。

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今回、発表された「β」は、2012年6月から実施されていた日本科学未来館との共同実験で得られたデータや利用者の声をフィードバック。従来モデルよりもシート位置を低くしたり、軽量化を実施した。またスタンド機能を追加することで乗降性の向上と、静止時には椅子としても利用できるようになった。

今後も実験と検証は続けられ、将来的には有償レンタルをベースにしたビジネスへと発展する予定だという。なお「UNI-CUB β」は、11月23日から12月1日まで開催の「第43回東京モーターショー2013」に出展し、会場で体験試乗も予定されている。

■ホンダUNI-CUB β主要諸元

ホンダ uniカブベータ 主要諸元

ホンダ公式サイト

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