2013年11月12日アメリカ法人であるアメリカン・ホンダモーターは、11月18日から開幕するロサンゼルスオートショーで、新型燃料電池車「FCEV CONCEPT」を世界初公開すると発表した。
11月12日の時点ではデザインスケッチのみが公表されたが、この「FCEV CONCEPT」は、2008年にリース販売を開始したFCEV「FCXクラリティ」の後継モデルとなるコンセプトカーだ。先進的なエアロダイナミックを採用し、ワンモーションのフルキャビンと空力を最適にするボディフォルムとしている。このコンセプトカーをベースにしたFCEVは2015年に日本と米国、その後ヨーロッパで発売する予定だという。
今回の東京モーターショーでは、トヨタが2015年に市販を前提とした「FCV CONCEPT」を出展するが、同じく2015年にFCVを発売予定のホンダはロサンゼルスショーでデビューを果たし、燃料電池車の開発競争は両社のマッチレースの様相を見せている。なお、今回は従来からの「FCV」ではなく、「FCEV」とされていることから、従来より電池容量を大幅に増大させているものと予想される。
なお、ロスアンゼルスショーでのホンダのプレスコンファレンスの様子はホンダの特設サイトで中継される。
