【ホンダ】コンパクトカー専用の寄居工場が操業開始 8月中旬には新型フィットの生産開始か

寄居工場のラインオフ式。ミニバン「フリード」が送り出される

2013年7月9日、ホンダは埼玉県大里郡寄居町に建設を進めてきた四輪完成車工場、「埼玉製作所寄居工場」が完成し同日から生産を開始したと発表した。

このほど完成した寄居工場は、最も環境負荷の小さい製品を最も環境負荷の小さい工場とすることをコンセプトに、最先端の高効率な生産技術を構築することで世界トップクラスの省エネルギーを実現した工場だという。塗装工程にショートプロセス高機能塗装技術を採用するなど、先進的な生産技術を投入している。

95万m2の敷地を持つ寄居工場
操業を開始した最新工場

 

なおこの寄居工場ではミニバン「フリード」や、今年の9月に発売を予定している新型「フィット」の生産を行い、生産能力は年間25万台を計画している。ちなみに新型フィットは8月のお盆連休明けには生産が開始されると予想される。

また埼玉製作所はこの寄居工場の稼働に伴い、エンジン生産を行う小川工場、多機種混流生産に対応する狭山工場と合わせ3拠点での運営体制が整ったことになる。

8月中旬には新型フィットがラインオフすると予想できる

埼玉製作所寄居工場概要
所在地 : 埼玉県大里郡寄居町
敷地面積 : 約95万m2(緑地28万m2を含む)
生産能力 : 年産25万台(フル稼働時)
従業員数 : 約2000名

ホンダ公式サイト

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