2013年4月20日、ホンダは上海モーターショーでConcept M、CRIDER、JADEなどの中国向けモデルを発表。来年に発売予定の量産コンセプトモデル、「Concept M」は世界初公開だ。
Concept Mは、中国をメイン市場として開発したMPVセグメントのコンセプトカーで、乗用車の良さとミニバンらしい広い室内空間を組み合わせたモデル。商用車が中心の現在の中国MPV市場に、新しい価値を提供するモデルと位置付けられる。2014年の発売を目指して開発が進められている。
CRIDER(中国名:凌派)2012北京モーターショーにて発表した「Concept C」。中国市場向けに開発したミドルクラスセダンのコンセプトカーであるこのクルマの、量産バージョン「CRIDER」が今回出展されている。龍をデザインモチーフとし、クラス最大級の車体サイズ、力強いエクステリアデザイン、クラスを超えた動力性能を持ち合わせたモデルで、開発は中国人スタッフが主体となり行われた。2013年6月に発売予定だ。
また同じく2012年北京に展示されたコンセプトカー「Concept S」からの量産車「JADE」、広汽ホンダによる自主ブランド「理念S1」のマイナーチェンジモデルの展示も行われている。JADEは美しい外観に高貴な質感を秘めた翡翠をイメージしており、中国の1980年代生まれのエネルギッシュなユーザーが対象のモデル。2013年9月に発売予定だ。