ホンダは2012年12月24日、専用のカスタマイズパーツを生産ラインで装着して販売する新たなコンプリートカーブランド“Modulo X(モデューロ エックス)”の展開を開始した。その第1弾モデルとして、同日にマイナーモデルチェンジしたばかりのN BOX カスタムをベースとした「N BOX Modulo X」を2013年1月18日から発売する。
N BOX Modulo Xにはフロントグリルやエアロバンパー、ガーニッシュなどのModulo X専用エクステリアを装着。これらは走行テストや風洞テストを繰り返して検証することで、高速道路での走行安定性の向上を狙っている。さらに専用ローダウンサスペンションを新開発。車高を15mm下げるとともに、操作性と乗り心地の両立を目指している。
一方でインテリアに目を向けると、専用のインストルメントパネルをはじめ、本革巻のステアリングホイールやセレクトレバーを採用。また専用の15インチアルミホイールやレッド塗装のブレーキディスクローターなどで、足元からのドレスアップも図っている。
ホンダでは今後、Modulo Xを設定した車種を順次拡大予定とのこと。ちなみにこのModulo Xとは、「Modulo=ポルトガル語でスタイルを意味する」と、「X=未知数のX、exclusive(高級な)のX」との造語。カスタマイズパーツは純正用品メーカーで本田技研工業の100%出資子会社であるホンダアクセスが開発したものとなる。