2012年7月18日、ホンダは、FIA(国際自動車連盟)世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦する「Honda Racing Team JAS」のドライバーを発表し、今季の日本ラウンドから参戦を開始すると発表した。
ホンダのパートナーとなるチームは、1998年からホンダと契約しヨーロッパのツーリングカーレースに出場しているイタリアのJ.A.S. MOTORSPORT(チーム代表はアレッサンドロ・マリアーニ氏)。
ドライバーは、今シーズンの日本ラウンド(鈴鹿サーキット・10月21日)からティアゴ・モンテイロ選手を起用。そして2013年シーズンはガブリエーレ・タルクィーニ選手を加えた2台体制でレースに参戦する。
現在、レース参戦に向けて本田技術研究所でレース専用の直列4気筒・1.6L直噴ガソリンターボエンジン「HR-412E」の開発を行っている。同時に、イタリア・ミラノ市郊外にあるJ.A.S. MOTORSPORTのファクトリーでは欧州専用のシビックをベースとしたWTCC用レース車両を開発中だという。
チーム名称:Honda Racing Team JAS
車両名:Honda Civic WTCC(欧州専用シビック5ドア)
ドライバー:ガブリエーレ・タルクィーニ(イタリア・1962年生まれ)
ティアゴ・モンテイロ(ポルトガル・1976年生まれ)