2015年4月27日、ダイハツは軽乗用車「ムーヴ」、「タント」を一部改良し同日発表した。発売は5月11日から。なおタントは2013年10月発売で1年半、ムーヴは2014年12月発売のため半年での一部改良とし商品力をアップさせたことになる。
今回の一部改良では、ムーヴ、タントともにより進化した衝突回避支援システム、「スマートアシストⅡ」を新採用している。すでに60万台を越える販売を達成し、衝突回避支援システムとして軽自動車No1の販売実績を持つ「スマートアシスト」のさらなる性能向上を図り、スマートアシストⅡはカメラを新搭載することで、機能を向上しながらも、購入しやすい価格設定(6万4800円)としている。
進化したスマートアシストⅡは、新機能となる対歩行者衝突警報機能や車線逸脱警報機能を追加。さらに衝突回避支援ブレーキ機能の作動速度を約4~50㎞/hに拡大するなど、従来の機能も性能向上している。
タントは2014年度の軽自動車新車販売台数でNo1になったことを記念し、トップエディションにLEDフォグランプや専用14インチアルミホイールなどを装備。その他パワースライドドアにワンタッチオープン機能の追加や、 VSC& TRCを全車標準装備とするなど、使い勝手の良さと基本性能をさらに向上させている。