ダイハツ工業は、軽乗用車「ムーヴ」、軽福祉車両「ムーヴ フロントシートリフト」をマイナーチェンジし、8月1日(火)、全国一斉に発売した。
ムーヴは1995年にダイハツ初の「スペース系軽自動車」として誕生し、年齢性別を問わず多くのユーザーから好評を博してきたダイハツの基幹車種の一つ。2012年12月に実施したマイナーチェンジにて、当時軽自動車初となる衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用し、2014年12月に発売した6代目の現行モデルではダイハツ独自の軽量高剛性ボディ「Dモノコック」を初めて搭載し、低燃費と高い基本性能を実現するなど、これまで安全、基本性能を追求してきたモデルである。
今回のマイナーチェンジでは、歩行者にも緊急ブレーキ対応する「スマートアシストⅢ」を搭載(“SAⅢ”グレード)。また、4箇所のカメラにより、車両の前後左右を映すことで、上から見下ろしたような映像をナビ画面に映し出す「パノラマモニター」を採用するなど安全・安心性能を向上させながら、『ムーヴ』を中心に価格を見直し、さらにお求めやすい設定とした点もポイント。
また、ムーヴ、ムーヴ カスタムともに内外装を刷新。ムーヴではメッキフロントグリルの採用などにより、シンプルで上質なエクステリアを実現。ムーヴ カスタムでは新開発の多灯薄型LEDヘッドランプや、クリアタイプのインナーレンズを採用したリヤコンビネーションランプなどによる、先進的で上質感あるエクステリア、新意匠のインパネガーニッシュなどによる上質感あるインテリアとした。その他、リヤシートのラゲージ側に、リヤシートのスライドレバーを設定することで、使い勝手も向上させている。
今回のマイナーチェンジに合わせて、軽福祉車両「ムーヴ フロントシートリフト」についてもマイナーチェンジを実施。ムーヴ、ムーヴ カスタムの変更内容を織り込み、安全・安心性能の向上と内外装の魅力向上を図っている。