ダイハツ 新ジャンルの軽ワゴン「ムーヴ・キャンバス」を新発売

23.イメージカット(1)

2016年9月7日、ダイハツは女性をメインターゲットにしたライフスタイル提案型の新ジャンル軽自動車、ハイトワゴンの「ムーヴ・キャンバス」を発売した。

■コンセプト

ムーヴから派生したムーヴ・キャンバスは、ライフスタイルを重視する女性ユーザーや、2世代同居でのクルマの共有を前提とした、世代を超えて扱いやすいクルマを目指して開発された。このキャンバスは、ムーヴ・シリーズの派生モデルとしてムーヴ・コンテに続く第2弾となる。

1.G“メイクアップ SAⅡ” フロント (2)
G“メイクアップ SAⅡ”
G“メイクアップ SAⅡ”のシート
G“メイクアップ SAⅡ”のシート

シンプルで、しかもこだわりの感じられるデザイン、ハイトワゴン・クラス初となる両側スライドドア、リヤ席下の収納スペース、アダプティブ・フロントライティングシステム(AFS)、パノラマモニターなど、使いやすさを重視した装備を充実させているのも特徴だ。

G“SAⅡ(スムースグレーマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック)
G“SAⅡ(スムースグレーマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック)

ムーヴ・キャンバスは、ムーヴの扱いやすさとタントに採用している両側スライドドアの両立をした、いいとこ取りのハイトワゴンだ。また従来の軽自動車ワゴンに設定されていた標準モデルとカスタム・モデルという2本立てに対し、今回は標準モデルとメイクアップ・モデルというラインアップとしていることも新しい。

G“メイクアップ SAⅡ”(パールホワイト×ファインミントメタリック)
G“メイクアップ SAⅡ”(パールホワイト×ファインミントメタリック)

デザインは、丸みのあるシンプルな面構成とし、水平基調のロングキャビンにより伸びやかさや端正さを表現。インテリアもおおらかさ、居心地の良さを強調したデザインとしている。

X、Gグレードに設定された「メイクアップ」はメッキ加飾やクリスタル調のリヤ・コンビランプの採用で、上質感を演出している。GグレードはLEDヘッドライトに指輪をイメージしたリングを備えるなど、愛らしさを強調。またメイクアップはインテリアもメッキ加飾とアクセントカラーによりおしゃれな雰囲気を演出している。

G“メイクアップ SAⅡ” のインテリア
G“メイクアップ SAⅡ” のインテリア
G“SAⅡ”のインテリア
G“SAⅡ”のインテリア

ボディカラーはツートーン8色とモノカラー9色の全17色と多数をラインアップしている。ツートーンはホワイトとシックなグレーの2色が設定されている。

■置きラクボックス

ムーヴ・キャンバスのパッケージはムーヴとほぼ同等のハイトワゴンの全高で両側スライドドアを設定し、使い勝手を高めている。この両側スライドドアと組み合わせ、リヤシート下部に「置きラクボックス」(Lグレードは除く)と呼ばれる収納ボックスを採用。買い物などの荷物を簡単に積み込みできる。つまり日常の買い物などでは大きなリヤゲートを開閉することなく、荷物を積んだり降ろしたりできるわけだ。

置きラクボックス(バスケットモード)
置きラクボックス(バスケットモード)

またGグレードには軽自動車初となるステアリング連動のヘッドライト「AFS」が装備されている。さらにメーカーオプションのパノラミックモニター対応ナビを選択すると、4個のカメラでクルマの周囲をバードビューモニター表示ができる。こうしたパノラミックモニターシステムを装備することができるなど、軽自動車としてはトップレベルの装備が選択できる。

4個のカメラを使用したパノラミックモニター
4個のカメラを使用したパノラミックモニター

また全グレードに、衝突回避・支援ブレーキ「スマートアシストⅡ」装備モデルを設定している。

■エンジンと燃費

ムーヴ・キャンバスのエンジンはKF型自然吸気エンジンのみの設定で、CVTとの組み合わせで52ps/60Nmを発生する。ムーヴ・キャンバスは市街地での使用をメインに想定しているためターボエンジンは設定されていない。このKF型自然吸気エンジンはミラ・イースなどに採用されている高着火点火プラグ、低フリクション・エンジンオイルなどを採用し、実用域の走りと燃費を両立。

ムーヴのボディ骨格を改良し両側スライドドアに適合させている
ムーヴのボディ骨格を改良し両側スライドドアに適合させている

さらにボディも、フロント・フェンダー、リヤゲート、スライドレールカバーなどは樹脂を採用し、軽量化を図っている。その結果、FFモデルのJC08モード燃費は28.6km/Lでエコカー免税、4WDモデルは27.4kmでエコカー減税対象となっている。

ムーヴ・キャンバス 諸元表

価格表

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