ダイハツ工業は2016年6月21日、軽乗用車「ムーヴ」と軽福祉車「ムーヴ フロントシートリフト」を一部改良した。同時にムーヴには「カスタム X“Special”」を新たに設定し、価格面でのお買い得感をアピールしている。
今回の一部改良では、ムーヴカスタムのハイパーシリーズのインテリア加飾や仕様を変更。インパネガーニッシュとドアオーナメントパネルの加飾をグロッシーブラッククロスに、またシートステッチをシルバーに変更するなど、インテリアの質感を向上させている。また通常はメーカーオプションの「純正ナビ装着アップグレードパック」を標準装備とするなど、お買い得な設定とした。
そのほか、全車共通でオートライトの点灯タイミングを早期化するなどの仕様変更や、ムーヴにメーカーオプションで設定している「ブラックインテリアパック」の内装色を一部変更している。
一方、軽福祉車の「ムーヴ フロントシートリフト」は車いす等の昇降装置とそれを固定するための装備を備えているため、車両本体の消費税が非課税となる車両だ。今回は一部仕様変更にともない、全グレード一律6000円価格を引き下げ、さらにお求めやすい価格設定としている。