ダイハツが進めている地域密着プロジェクトは、高齢化が進む地域社会で「いくつになっても自由に移動できる自立した生活」を「地域と連携してサポート」することを目的にスタート。その第一弾として、「産=ダイハツ/日本自動車連盟(JAF)、官=地方自治体、学=日本理学療法士協会、民=地域社会」の連携により「健康安全運転講座」を、各地域の高齢者を対象に実施。2019年度は、この健康安全運転講座を37販売会社・57市町村で実施を予定している。
このプロジェクトの一環として、各地域の市町村と販売会社が、それぞれの地域の困りごとを共有し、解決に向け取り組む「包括連携協定」や「見守り協定」などを締結する。すでに、5地域(松阪市/三重ダイハツ販売、安曇野市/長野ダイハツ販売、函館市/ダイハツ北海道販売、士別市・旭川市/北北海道ダイハツ販売)で協定を結んでおり、2019年3月20日には丸亀市と香川ダイハツモータースが包括協定を締結し、地域に根差した活動を進めることになった。
この他にも、販売会社や仕入先を含むダイハツグループが地域のユーザーへ近づき、ユーザー、顧客との絆を深めていく活動を「Light you up アクション」と名付け、今後は専用ポータルサイトなどで紹介していくとしている。
ダイハツはグループスローガン「Light you up」のもと、ダイハツならではの「モノづくり」の強化と、ユーザーや地域の人々との接点拡大を主眼とした「コトづくり」に取り組んでいる。「コトづくり」活動の中でもCSR活動の一つとして、高齢者の事故低減に向けた「地域密着プロジェクト」にスポットを当て、2017年5月から本格的に活動を開始し、18年度から全国展開を行なってきている。