フォルクスワーゲン コンパクトSUV「ティグアン」の破壊力

フォルクスワーゲン本社は2020年4月17日に、グローバルでSUVのティグアンがゴルフを抜き、ベストセラー・モデルとして新記録を樹立したと発表しました。ティグアンは、累計600万台の生産を達成しました。

日本におけるティグアン

日本もSUVブームの時代を迎えていますが、みなさんはティグアンってご存知でしょうか?初代ティグアンの日本導入は2008年秋なので、10年以上前から国内で販売されているモデルです。ですが、当時新型機種のためティグアンの認知度が低いこと、FFモデルを重視した販売政策だったこと、ディーゼルモデルが2018年秋まで導入されなかったことなどが重なって、他国の市場に比べ、ティグアンの存在は薄い状態です。

2019年の日本での販売実績では、ゴルフ、ポロに次ぐ3番手で、販売台数もゴルフの1/4に留まっています。

また輸入車全体でも13位で、12位のプレミアムモデルのBMW X1を下回っています。日本においてはティグアンという車名の認知度を高めることが大きな課題と言えるでしょう。

ティグアン試乗記

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世界的なベストセラーSUV

このように日本では不人気なモデルなのですが、グローバルでは大人気というわけです。2019年だけで91万926台のティグアンが生産されています。つまりティグアンはフォルクスワーゲン・ブランド&グループの中でベストセラー・モデルとなっています。多くのヨーロッパ市場でティグアンがベストセラーとなり、グローバルではSUVモデルのトップ3にランクインしているのです。

SUVのティグアンは2007年にデビューしました。当初は年間12万台レベルの生産でしたが、2019年には91万台オーバーにまで増加しています。C+セグメントのボディサイズのSUVで、一見すると都市型クロスオーバー・モデルに見えるものの、4WDモデルはオンロードでの走りの良さだけではなく、SUVとして高い悪路走破性能を持ち、グローバル市場で支持されました。

初代モデルの後を受け継ぐ2代目ティグアンはMQBプラットフォームを採用して2016年に登場しました。よりダイナミック性能を高めるとともに、最新の運転支援システムやコネクティビティを備えています。今ではドイツ、ロシア、中国、メキシコで、35秒に1台というペースで生産されています。

そして2017年は、ロングホイールベースの7人乗り「XL」が追加(日本へは未導入)され、南北アメリカ、中国での中心モデルとなり、現在ではティグアンの55%はこのロングホイールベース・モデルになっています。また中国市場では2019年秋にプラグインハイブリッド・モデルも投入されています。

なおティグアンは2020年にはビッグマイナーチェンジが行なわれる予定で、デザイン変更、テクニカル・アップデート、プラグインハイブリッド・モデルの拡大などが行なわれる予定になっています。

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