フォルクスワーゲン 常時接続の新世代インフォテイメントを「T-Cross」「T-Roc」から

フォルクスワーゲン グループ ジャパは2020年12月4日、フォルクスワーゲンとして日本で初めて常時コネクテッド(オンライン接続)となる新世代のインフォテイメントシステムを導入したと発表しました。導入第1弾は、コンパクト クロスオーバーSUVの「T-Roc」「T-Cross」で、今後その他のモデルへも順次導入します。

新世代コネクテッド インフォテイメント

この新世代インフォテイメントシステムの導入に合わせて、現在提供しているオンラインサービス「Volkswagen Car-Net(カーネット)」に代わり、新たなオンラインサービス「We Connect」も同日から提供を開始しています。

新世代インフォテイメントシステムは、全てのインフォテイメントシステムにeSIM内蔵の通信モジュールを搭載し、フォルクスワーゲン車として日本で初めて常時コネクテッド(オンライン接続)のヘッドユニットとなります。

インフォテイメントシステムのラインアップは、8インチ液晶を搭載したディスプレイオーディオ「Ready2Discover(レディートゥーディスカバー)、8インチ仕様の専用ナビゲーション・システム「Discover Media(ディスカバーメディア)」、9.2インチの大型モニターを搭載したナビゲーションシステム「Discover Pro(ディスカバープロ)」の3種類から構成されており、モデルに応じてインフォテイメントシステムが選択できます。

新世代インフォテイメントシステムと合わせて新たにサービス提供されるスマートフォンを介したオンラインサービス「We Connect」は、現在のオンラインサービス「Volkswagen Car-Net」で利用できる渋滞情報などの各種ナビゲーション関連のオンライン情報に加え、新たに車両のドアやトランクの開錠・施錠をスマートフォンの専用アプリ上で操作をできるドア ロック&アンロックを作動できます。

そして万が一車両が故障した際は、ロードサイドアシスタンスのコールセンターに位置情報などの車両情報を自動通知し、オペレーターと通話できるブレークダウン・コール、そして定期点検や警告灯情報を販売店に自動通知し、販売店への入庫の予約ができるサービススケジューリングなどの機能が利用できます。

さらに従来より提供しているナビ機能関連では、オンラインでの地図更新が可能となっています。

T-Cross、T-Roc

新世代インフォテイメントの導入第1弾のT-Roc、T-Crossは、それぞれ一部仕様変更も行なっています。

T-CrossTSI 1st 、T-CrossTSI 1st Plusはデジタルメータークラスター「アクティブinfoディスプレイ」、最新世代のインフォテイメントシステム(ナビ)「ディスカバーメディア」を全グレードに標準装備化しました。

その他にエンブレムの意匠変更、有償オプションカラー(マケナターコイズメタリック)の新設定が行なわれています。

T-Rocは、最新世代のインフォテイメントシステム(ナビ)「ディスカバーメディア」をスタイル デザイン パッケージ以上のグレードに標準設定し、またエンブレムの意匠変更を行なっています。

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