2015年7月28日、フォルクスワーゲン・ジャパンは、主力車種の「ポロ」、「ゴルフ」、「ゴルフ ヴァリアント」、コンパクトSUV「ティグアン」の一部装備をアップグレードするなど商品力を強化したと発表した。
今回のアップグレードでは対象車種の全てにインフォテイメントシステム「Composition Media(コンポジションメディア)」を標準採用し、MirrorLink、Apple CarPlay、Android Autoに対応するスマホとの連動が容易に行なえる「App Connect(アップコネクト)」を新たに装備している。
また、これまではオプションだった人気アイテムを標準装備化し、同時にオプションの選択肢も増加。これにより、各モデル、各グレードともに安全性や快適性が大幅に向上し、一部のモデルでは価格を据え置くなど、各モデルが属するセグメントやクラスでの競争力を高めている。
■ティグアン・シリーズ
コンパクトSUVのティグアンは、2015年4月に発売して好評を得た特別限定車「ラウンジ」をベースにした「ラウンジ エディション」をエントリーモデルとして新設定。このモデルは、App Connect を搭載した純正オーディオのComposition Mediaを標準装備する。また純正ナビゲーションの「714SDCW」と18 インチアルミホイールをオプション設定。エントリーモデルとして価格も大幅に抑えている。
なお、このラウンジ エディションは、ティグアン TSI BlueMotion Technology R-Line Packageと同じ160psの1.4 TSIツインチャージャーと6速DSG を搭載している。
■ポロ・シリーズ
ポロは全車、純正オーディオとしてMirrorLink対応の「Composition Media」を標準装備しているが、新たにApple CarPlay、Android Autoにも対応し、スマホとの連動が容易にできる「App Connect」を新たに追加した。
■ゴルフ・シリーズ
ゴルフは最新の「ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)」と「リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)」をGTI、Rグレードに標準装備とし、ハイラインにオプション設定。安全運転支援システムにおいていコンパクトクラスのハッチバック随一の装備としている。またゴルフに設定している純正オーディオシステム「Composition Media」にスマホとの連動が容易にできる新機能として「App Connect」を新たに追加した。
■ゴルフ ヴァリアント・シリーズ
ゴルフ ヴァリアントにも「ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)」と「リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)」を一部グレードにオプション設定し、スマートエントリー&スタートシステムとバイキセノンヘッドライトをセットオプションとして一部車種に設定する。
またトップグレードのゴルフ R ヴァリアントに電動パノラマスライディングルーフ(電動サンシェード、UV カット機能付)を追加オプション設定している。
■e-ゴルフ(EV)の発売を延期
2015年夏の発売を予定していたEV「e-ゴルフ」の日本導入について改めて見直しを行ない、国内販売を延期することを正式に決定した。
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