2017年のジュネーブ国際モーターショーで「SEDRIC」が世界初公開されてから1年経った2018年3月5日、フォルクスワーゲン グループは「フォルクスワーゲン グループナイト ジュネーブ – 未来を形作る、アーバン モビリティ」と題されたジュネーブモーターショーの前夜イベントにおいて、完全な 自動運転のためのモビリティ コンセプトの最新バージョン、「SEDRIC School Bus(セドリック スクールバス)」を発表した。
フォルクスワーゲンは持続可能、安全で便利なモビリティを実現するため、ブランドの垣根を越えたアイデア プラットフォームとして、「SEDRIC」(自動運転車両)の 重要性を 強調している。スクールバスの内外装デザインを与えられたこのコンセプトカーは、ボタン操作で誰もが 利用することが可能となっている。
今回「SEDRIC」ファミリーに加わった 最新メンバーである「SEDRIC School Bus」は、オリジナルの「SEDRIC」、「SEDRIC 42」、「SEDRIC Nightlife」の延長線上にあるもの。内外装ともスクールバスのデザインを採用したこのクルマは、子供たちを移動させるための理想的な形としての自動運転車両を提示している。「SEDRIC」モビリティ コンセプトでは、“OneButton”と呼ばれる操作エレメントを使用して、ボタンを押すだけで自動運転の電気自動車を呼び出し、ドアツードアで便利な移動を可能にしている。