ボルボは2021年2月18日、V40、V40クロスカントリーのエンジン冷却装置(ブリーダーホース)に不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は本国からの情報によるもので、エンジンの冷却システムのエア抜き設計が不適切なため、メンテナンス、修理などにより冷却水を抜き、再充填する際に、専用特殊工具を正しく使用しない場合には冷却装置からエアが抜けないことがある、というものです。
クーラントからエア抜きが十分できない場合、エンジンの冷却が不十分となり、最悪の場合は過熱してエンジンルームが火災に至る恐れがあります。
対策は該当車輌の冷却システムにエア抜きホースを新たに追加することになります。
該当車輌は2015年6月~2016年10月の間に輸入されたV40、V40クロスカントリーで、合計4825台です。