テスラ・ジャパンは2026年4月3日、ミッドサイズSUV「モデルY」の3列シート/6人乗りとしたロングホールベース仕様「モデルY L」を発売した。

「モデル Y L」はファミリー向けのオールラウンドなクロスオーバーSUVで、グレードは「プレミアム(Premium)」のみ。製造は上海ギガファクトリーで行なわれ、中国市場では2025年9月に発売。その後、オーストラリア、ニュージーランドなど右ハンドル仕様が発売されている。

ベースモデルは「モデル Y」ロングレンジAWDで、ホイールベースを150mm延長、全長を170mm延長し、全高を44mmアップすることで3列シートを可能にしている。ボディサイズは、全長4970mm、全幅1980mm、全高1670mm、ホイールベース3040mmで、Eセグメント・サイズだ。ボディ構造は、超高張力鋼板で骨格を形成。リヤのアンダーシャシーはギガプレスによるアルミ一体成型品となっているのが特長だ。

シート配置は、2列目シートは左右独立でヒーター、ベンチレーション機能を備え、自動昇降式アームレスト付きのキャプテン・シートで、3列目シートへは2列目シートを倒すことなくウォークスルーで乗り込むことができる。

3列目シートもシートベンチレーション付きで電動リクライニングができる。50:50の分割可倒式の3列目シートの居住性は十分確保され、大人のフル定員乗車も無理なく可能だ。また、2列目、3列目シートともにワンタッチで格納できる構造になっている。


ラゲッジ容量は、2列目シートを畳むと合計2539Lとなる。また、フロントのボンネット下にも容量117Lのフランクが設置されている。
エクステリアはモデルYのデザインを継承し、より長いルーフ、Cピラー以降と、リヤスポイラーが新設計されている。Cd値0.216を実現したほか、風切り音を11%、ロードノイズを4%低減している。インテリアは、インスツルメントパネルの中央に16インチ・タッチディスプレイを装備。また2列目シートにも8インチ・タッチスクリーンを装備。オーディオは19スピーカー+サブウーファー、さらに天井設置の2スピーカーという構成だ。また、シート列に充電ポートが備えられている。
充電は最高250kW出力の急速充電であるテスラ・スーパーチャージャーに対応し、15分間の急速充電で約288km走行分を充電することができる。3元系リチウムイオン・バッテリーは容量82kWhで、航続距離はテスラの国内ラインアップで最長となる788km(WLTCモード)を実現している。
サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リヤがマルチリンク式で、新設計の電子制御アダプティブサスペンションを標準している装備。このシステムは、路面状況に合わせて減衰力を自動調整するほか、後席の快適性を高める専用モードや、従来比で高い静粛性と剛性を確保している。タイヤは、乗り心地を重視した19インチ・サイズを装備する。

パワートレインはデュアルモーターによるAWDを採用。フロントが誘導式モーターで出力は142kW(193ps)、リヤは永久磁石同期モーターで198kW(269ps)を発生し、システム合計では340kW(462ps)、最大トルク590Nm。このため、0-100km/h加速は5.0秒と強烈だ。
新型「モデルY L」のデリバリーは4月下旬から開始される予定となっている。
価格(税込み)
テスラ モデルY L プレミアム:749万円(政府CEV補助金:127万円)













