ルノー 最速FFモデル「メガーヌR.S.トロフィー R」を始め、R.S.トロフィーの特別仕様車3モデルが日本登場

ルノー メガーヌR.S.発表会
メガーヌR.S.発表会で登壇した、左からパストール・マルドナド選手、為末大氏、ルノー・ジャポンの大極司社長

2014年9月30日、ルノー・ジャポンは、ドイツのニュルブルクリンク北コースで量産FF車で最速となる7分54秒36を記録した「メガーヌ・ルノー・スポール トロフィーR」を日本に導入すると発表した。また同じく特別仕様車の「ルノー・スポーツ トロフィー」、「ルノー・スポーツ トロフィー S」も台数限定で導入する。発売は2015年初頭が予定されている。

メガーヌR.S.は、ルノーのスポーツ車両のスペシャリスト集団「ルノー・スポール」が開発したレーシングカー直系のピュア・スポーツモデルで、Cセグメント・ハッチバックの・スポーツモデルの中でも傑出したクルマだ。特にハンドリング性能に徹底してこだわり、フロントのストラット式サスペンションは、独自のDASS(ダブルアクシス・ストラットシステム)を備え、ホイール中心のキングピンオフセットを大幅に縮小し、外乱に強く、より正確でダイレクトな操舵フィーリングとしているなど、他車には見られない技術を備えている。

ルノー メガーヌR.S トロフィールノー メガーヌR.S トロフィー
▲メガーヌR.S.トロフィー

今回導入されるメガーヌ ルノー・スポール トロフィーの3モデルは、「メガーヌ ルノー・スポール シャシーカップ」をベースに、5000rpm以上でのトルクの落ち込みをこれまでより抑えるようチューニングを施したエンジンを搭載したモデルとなる。このエンジン特性の変更により、ニュルブルクリンクではより高いギヤでコーナリングでき、結果的にコーナリングスピードを高めている。また、軽量なアクラポヴィッチ製チタンマフラーも採用している。サスペンションの仕様は3モデルとも「カップ・サスペンション」となっている。

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▲メガーヌR.S.トロフィーS

トロフィーSモデルは、さらにオーリンズ製1ウェイアジャスタブル・フロントダンパー、スピードライン製19インチブラックアロイホイール、そしてミシュラン・パイロットスポーツ カップ2を装備。

ルノー メガーヌR.S トロフィーRルノー メガーヌR.S トロフィーR
▲メガーヌR.S.トロフィーR

ルノー メガーヌR.S トロフィーR
展示されたメガーヌR.S.トロフィーRはニュルブルクリンクを走った、まさにそのクルマ
ルノー メガーヌR.S トロフィーR
ニュルブルクリンク北コースでタイムアタックするメガーヌR.SトロフィーR。タイムアタックは「アンダー8」プロジェクトと呼ばれ、ミシュランやオーリンズとコラボレーションした
ルノー メガーヌR.S トロフィーR
5000rpm付近のトルクを増強したトロフィー専用エンジン
ルノー メガーヌR.S トロフィーR
R.S.トロフィーのアルカンターラを多用したインテリア

ルノー メガーヌR.S トロフィーR
スピードライン製ホイールにデュアルコンパウンドのミシュラン・カップ2タイヤ
ルノー メガーヌR.S トロフィーR
メガーヌR.S.全車に採用される仮想キングピン軸を持つDASSサスペンション

トロフィーRは、メガーヌ ルノー・スポール トロフィーSの装備に軽量なFRP製フロントスプリング、スピードライン製19インチレッドアロイホイールを採用。さらに軽量化のために2シーターとし、他のモデルより100kgも軽い、最もピュアなスポーツモデルだ。トロフィーRは世界へのデリバリー台数は250台で、日本には60台が導入されるが、これはイギリスの2倍の台数だという。なおトロフィーRは左ハンドルモデルのみで、本国ではエアコン、オーディオレスだが、日本仕様はこれらを装備する予定。

メガーヌR.Sトロフィー諸元表

メガーヌ R.S.トロフィー価格表

9月30日に行なわれた導入イベントでは、F1日本グランプリに出場するために来日したロータス/ルノーのドライバー、パストール・マルドナド選手と、もと陸上ハードル競技の為末大氏、ルノー・ジャポンのブレン・フレデリック氏によるアスリート論に関するトークショーも行なわれた。


▲ルノー・スポールのテストドライバー、ローラン・ウルゴン氏によるニュルブルクリンク北コース最速ラップ

ルノー・ジャポン公式サイト

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