【ビジネスニュース】ケータハム、F1チームの売却も視野へ

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2014年6月10日、ルノーはケータハム・グループが所有する合弁会社「アルピーヌ・ケータハム」の株式を取得することに同意し、スポーツカーの開発はアルピーヌ・オートモビル単独で行なうことを発表した。

ルノー傘下のスポーツカー製造部門のアルピーヌ社とケータハム・グループは、2012年に資本提携し、50:50の合弁会社「アルピーヌ・ケータハム」によりスポーツカーを開発・製造するという計画を進めていた。しかし今回の合意により、アルピーヌ・ケータハムの名称は解消し、社名はアルピーヌ・オートモビルに1本化された。

アルピーヌは当初の計画通り2016年発売予定のスポーツカー開発をこれからも継続するとしている。ルノーはブランド戦略の一つとして、アルピーヌをスポーツカー・ブランドと位置付け、アルピーヌの新たなスポーツカーのコンセプトカーとして「ルノー・アルピーヌA110-50」を公開している。

ルノー・アルピーヌA110-50
アルピーヌ社のコンセプト・スポーツカー「ルノー・アルピーヌA110-50」

一方のケータハムは独自のスポーツカーの開発は継続するという。しかし、ケータハムのオーナーであるマレーシア人の実業家、トニー・フェルナンデス氏はF1チーム、自動車製造部門ともに売却を望んでいるという噂は依然としてあり、ケータハムの行方は明確ではない。

ルノー・グループ公式サイト
ケータハム・グループ公式サイト

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