2013年4月25日、ルノー・ジャポンは、ルノーのスポーツモデルの頂点、メガーヌ・ルノー・スポールの高出力ターボエンジンをディチューンし、日常の使い勝手を犠牲にすることなく走りの性能に磨きをかけたGT、「メガーヌ エステート GT220」を5月16日から発売すると発表した。また、トゥインゴ・ルノー・スポールに最もスポーツ性能の高い「カップ仕様」のシャシーと、特別色のボディカラー「ジョン・シリウスM」を組み合わせた「トゥインゴ ルノー・スポール・カップ」を全国30台限定で5月9日から発売すると発表した。
■メガーヌ エステート GT 220
ルノー・スポールは、レーシングカーの開発、製造、レースイベントの主催、そして長年に渡るモータースポーツ活動の取り組みの中で培ったノウハウを活かしたスポーツモデルの開発を行う組織だ。「メガーヌ エステート GT 220」は、そのルノー・スポールが手掛け正真正銘の高性能GTである。
搭載されるエンジンは、「メガーヌ ルノー・スポール」と同じ型式の2.0Lツインスクロールターボ・エンジンで、最高出力220ps/最大トルク340Nmを発生する。この高出力エンジンに対応し、ルノー・スポールが専用チューニングを行ったシャシーはメガーヌ ルノー・スポールのスペックをベースに、スポーツ性の高い走行性能と快適な乗り心地を高次元でバランスさせている。
また「メガーヌ エステート GT 220」には、ルノー・スポールモデルに搭載されているR.S.モニターが搭載されている。R.S.モニターは、スポーツドライビングをサポートする装備で、馬力、ブースト圧、スロットル開度などの走行中のデータをリアルタイムで表示するほか、ラップタイム計測、0-100km/hタイムなどのパフォーマンス情報も表示される。
日常の使い勝手を高める装備として、ヒルスタートサポート、ストップ&スタート機能、エナジースマートマネジメント機能が搭載されている。
■トゥインゴ ルノー・スポール・カップ
トゥインゴ ルノー・スポールはベースとなっているトゥインゴの軽量・コンパクトなボディに、ルノー・スポールならではのモータースポーツ活動から得たノウハウや技術を基にしたチューニングを加えたモデルで、1.6Lのハイパワーエンジンを搭載し、シャシーも強化した本格的なスポーツマシンだ。
トゥインゴ ルノー・スポール・カップは、さらにロールを抑えコーナリング性能を高めたカップ仕様のシャシーが採用されている。またボディカラーはルノー・スポールのシンボルカラー、「ジョン シリウスM」で特別に塗装されている。ハンドルは左ハンドルのみ。
なお、この「トゥインゴ ルノー・スポール・カップ」は全国に17店舗ある「ルノー・スポール・スペシャリスト・ディーラー」でのみ販売される。