ルノー・ジャポンは2013年1月17日、レーシングカー直系のスポーツモデルである「メガーヌ ルノー・スポール(以下メガーヌRS)」の注文生産車に、信号待ちなどの際にアイドリングを停止するストップ&スタート機能と、減速時のエネルギーを回生するエナジースマートマネジメントを新たに搭載。同日から全国のルノー正規販売店で販売を開始した。
このメガーヌRSは、ルノーがF1をはじめとするモータースポーツで長年にわたって培ったノウハウが注入されたレーシングカー直系のスポーツモデルだ。2011年6月17日にドイツのニュルブルクリンク・サーキット北コースにおいて、量産FF車最速ラップタイムとなる 8分7秒97(2012年7月現在)という記録を打ち立てた「メガーヌRSトロフィー」のスペックをそのまま受け継いだモデルとなっている。
今回はこのメガーヌRSの注文生産車に、信号待ちなどの際にエンジンを自動で停止して再スタートさせる「ストップ&スタート」機能と、減速時のエネルギーの一部を電気エネルギーとして回収して 利用する「エナジースマートマネジメント」を新たに搭載。これにより実用燃費の向上が期待できる。
この新機能を搭載した注文生産車は4.0万円アップの新価格となった。 なお、以下の価格表にあるように、メガーヌRSには「標準車」に加えてパッケージオプションを装備する「RED PACK(レッド・パック)」と「PACK LUXE(パック・リュクス)」が設定されている。