【ルノー】メガーヌGTラインにエステートを追加、ハッチバックをマイナーチェンジ

ルノージャポンは2012年11月22日、ルノーメガーヌGTライン・ハッチバックをマイナーチェンジし、新たにメガーヌ・エステートを追加。発売は2012年12月6日からと発表した。

マイナーチェンジを受けたメガーヌGTラインハッチバック

現行の3代目メガーヌはプレミアムラインとGTラインの2種類のグレードがあるが、GTラインはルノーのモータースポーツを担当するルノースポールが開発、セッティングを担当しているグレードだ。ちなみに、ルノースポールが関わる市販車モデルには3段階のグレードがある。

大極CEOと新たにラインアップされたメガーヌ・エステートGTライン

ベースグレードはルノーの市販車にルノースポールが手を加え、スポーティな仕上がりにしている。そのヒエラルキーのボトムに位置するのが「GTライン」で、さらにチューニングをしたものが「GT」、そしてもっともチューンされたスポーツモデルが「アレス」という各ネーミングが与えられている。

今回マイナーチェンジを行ったメガーヌはそのGTラインをマイナーチェンジし、さらに新型となるエステートがメガーヌシリーズに加わった。

エクステリアではスポーティな印象を高めるLEDポジションランプ、ボディ同色サイドプロテクションモールを採用したほか、インテリアでは、ダッシュボードやステアリングにレッドラインやレッドステッチを施し、スポーティさをアピールしている。ハッチバック、エステートともに、GTラインはノーマルモデルに対して10mm車高は低められ、スポーティドライブが楽しめるようにこだわったチューニングがされている。また、メガーヌエステートはハッチバックに対してホイールベースが60mm長く、240mm長い全長を持っている。

GTラインは走りの質にこだわりを持ったモデルで、ロングドライブはもちろん、街中を移動するときでさえスポーティなドライブが楽しめるようにシャシーをチューニングしている。全高が10?低くロール剛性が高められた結果、よりダイナミックなドライビングが楽しめるという。

フロントサスペンションはマクファーソン式で、連結されるサブフレームは直径62mmの2本の円筒状のリンクによって、サイドメンバーに連結される。これにより横方向の剛性が向上し、ステアリングの正確性が向上している。リヤはトレーリングアーム式で、メガーヌ ・ルノースポールと同じパイプ形状のアクスルが採用されている。その結果、高剛性でありながら、マルチリンク式と比較して軽量にすることができている。

エステートのラゲッジ容量は、リヤシートを倒さない状態で486Lの収納力があり、最大1600Lまで拡大する。使い勝手に直結する荷室開口部までの高さは561?と低く、荷物の積みおろしが容易となる。

2.0LのNAエンジンに6速CVTを搭載

搭載するパワーユニットは、これまでと同じくM4R型で140ps/6000rpm、195Nm/3750rpmというスペック。ルノーと日産が共同開発したこのエンジンは、2000rpmで最大トルクの87%を発生する低中速重視の特性だ。アルミブロックの採用などエンジン重量は1.6Lレベルと同等という。組み合わされるトランスミッションはJATOCO製の6速CVT。

ルノーメガーヌハッチバックGTライン 268.0万円
ルノーメガーヌエステートGTライン 278.0万円

ルノー メガーヌ エステート GTライン 公式サイト
ルノー メガーヌ ハッチバック GTライン 公式サイト

ルノージャポン公式サイト

ページのトップに戻る