ポルシェ サステナブルな紙パックナチュラルウォーターを店舗に導入

ポルシェジャパンは2022年6月1日、サステナブルな取り組みの一環として、SDGsを企業活動の中核に据えているハバリーズ(本社:京都府京都市)とともに、自動車業界から地球環境保全へ貢献するため、ハバリーズ社のサステナブルな紙パックナチュラルウォーター「HAVARY’S(ハバリーズ)」を、8月中旬から全国の販売46店舗へ導入すると発表した。

ポルシェジャパンは持続可能な社会の実現を目指して、BEVモデルの日本での販売、ポルシェインパクトによるカーボンオフセット制度の導入など、ポルシェが提唱する「ストラテジー2030」を達成するために、積極的にサステナブルな活動に取り組んでいる。

今回発表したサステナブルな活動の新たな取り組みは、顧客の来店時に提供している水の外包素材を、ペットボトルから紙パックへと変更し、より身近にポルシェジャパンのサステナブルな取り組みを体験できることを目指している。

この紙パックナチュラルウォーターは、まだ日本に紙パックを用いた持ち運べる飲料水が普及していなかった2020年夏に、ハバリーズが日本国内で初めて展開した商品だ。このようなハバリーズのイノベートする力と環境問題への積極的な姿勢が、ポルシェジャパンの目指す「ストラテジー2030」に対する取り組みと一致していることから今回のコラボレーションが実現したという。この取り組みは、販売店への導入を含め、国内の輸入車メーカーとして初となる。

パッケージデザインは、多岐にわたり活躍している美術家、フランキー・スィーヒ氏が手掛け、ポルシェが走る道をモチーフとしたイメージと、水や環境といったサステナビリティとの融合を感じられるオリジナルデザインが描かれている。

紙パックナチュラルウォーターのパッケージの原料はおもに再生可能資源である紙で、使用する包材も世界の森林保全に貢献するために責任ある調達ができるFSC認証を取得。紙パックはペットボトルと比べて地球温暖化リスクが40%削減されることに加え、キャップ部分は持続可能なサトウキビ生産を促進するボンスクロ認証を取得した植物性由来の素材を使用している。

さらに参加型循環型社会の体験として、1本購入につき1円を環境保全へ寄付するなどサステナブルな仕組みがセットされている。

ハバリーズの矢野玲美代表取締役社長は、「今回、このような素晴らしい取り組みをポルシェジャパン様とできることをとても光栄に思っています。ハバリーズは1本の水から世界が変わるという想いのもと立ち上げ、日本の環境社会へ貢献できる事業を行なっています。このお話を頂いた際に、ポルシェジャパン様が描く未来と情熱を持ったその取り組みに共感し、それを全国の販売店とともに進めている姿勢に感銘を受け、ご一緒することを決めました。この取り組みを通じて、ひとりでも多くの方に両社のサステナビリティへの意識と考え方を伝え、世界を変えていくことへ貢献し続けていきたいと思います」と語っている。

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