ポルシェ・パナメーラにハイブリッドモデルを導入

ポルシェAGは、4ドアグランツーリスモ「パナメーラ」にハイブリッドモデル「パナメーラSハイブリッド」を導入すること発表した。時期や価格は明らかになっていない。

パナメーラ

パナメーラSハイブリッドは、すでにカイエンSハイブリッドに搭載されている最高出力380psを発生するV型6気筒スーパーチャージャー付き3Lエンジンに、47psのモーターを組み合わせたパラレル式ハイブリッドを搭載。走行状態によってエンジンとモーターがそれぞれ単独駆動あるいは、両方が同時に作動する駆動システムとなっている。

また、モーターはブレーキング時および走行中に発生した熱エネルギーを回収し、バッテリーへの充電も行う。トランスミッションはカイエンシリーズに標準装備されている8速ティプトリニックSが組み合わされている。

パレル式ハイブリッド

さらに、165km/h以下でアクセルペダルから足を離すと、エンジンとモーターの間に挟まれているセパレータークラッチが切り離され、エンジンを停止させた状態で走行することができる。再加速時にはエンジンがかかりスムーズにクラッチがつながる。エンジンブレーキの影響がなくなるので、走行抵抗が大幅に減り、燃費の向上につなげることができる。

これらのハイブリッドシステムに加えて、専用に開発されたミシュランの転がり抵抗を低減したオールシーズンタイヤを装着。その結果、燃費はクラストップレベルのわずか6.8L/100kmを実現した。CO2排出量に換算すると159g/kmという優れた環境性能を誇る。

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