【プジョー】「RCZ R」がベールを脱いだ 日本導入は2014年春以降

プジョーは2013年7月14日に行なわれたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)において、スポーツクーペ「RCZ」のチューニングバージョン「RCZ R」を初公開した。

270psを発揮する新型エンジンは、1.6Lという排気量で、CO2排出量は145g/kmに抑えており、前例のないレベルの高性能と燃費効率を両立させている。このエンジンと組み合わされるスペシャルチューンド・サスペンションとトルセン・リミテッドスリップデフの装備により、ハイレベルな駆動性能とダイナミックなロードホールディングをもたらすことはいうまでもない。この「RCZ R」は、2013年9月のフランクフルトモーターショーにおいてワールドプレミアされ、2014年初頭に欧州で発売される予定だ。そして日本には春以降に導入が予定されている。

RCZ Rに搭載される新型の1.6 THPガソリン直噴ターボエンジンにより、0-100km/h加速は6秒以下という動力性能を発揮する。また、スポーツクーペカテゴリーのベンチマークである145g/kmというCO2排出量を達成している。

RCZ Rの最低地上高はベースモデルより10mm低められており、大径の19インチホイールはグリップ力とトラクションの向上に貢献している。

エクステリアではマットブラックのルーフ、チタンの色味を帯びたヘッドランプが目を引く。大型の固定式リヤスポイラーはボディに一体化されており、ダウンフォースなど空力性能の向上を図っている。専用のリヤディフューザーはRCZ Rの大きな特徴で、これにクロームでメッキされた2デュアルエキゾーストパイプが組み込まれている。

またインテリアでは「R」を象徴する赤いステッチが、ステアリングホイールのレザー部分、ギアレバーの下部、ドアトリムのパッド、アームレスト、シート全体にわたって施されている。そして新デザインのシートには「R」の文字が刻まれている。小型のステアリングホイール、短いギアレバー、赤色のアルミ製の専用シフトノブ、さらにサポートを重視したプジョースポールが開発した新型バケットシートは、ハイスピードでのドライバビリティを向上させる役割を果たしている。

 

プジョー公式サイト

COTY
ページのトップに戻る