2014年9月29日、プジョー・シトロエン・ジャポンは、洗練されたスタイリングと高いクオリティを両立させた新型プレミアムモデル「プジョー308/308 SW(ステーションワゴン)」を発表し、11月5日から発売する。なお、試乗レポートも参照して頂きたい。
308/308 SWは「クラスを超えた完成度」をコンセプトとし、デザインや質感、利便性、テクノロジーを高いレベルで融合させたモデルだ。その性能や品質はヨーロッパで高く評価され、308は2014年3月のジュネーブ・モーターショーで「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。また発売以来、SWを含め14万台を超える販売台数を記録しているという。
新型308/308 SWの主な特徴は次の通り。
・エレガンスと力強さをあわせもつ流麗なデザイン
・新開発プラットフォームにより大幅な軽量化を実現
・PureTechターボエンジンと第3世代の6速ATを搭載
・直感的に操作できる先進装備「i-Cockpit(アイ・コックピット)」を採用
・質感、仕上げを大幅に向上させたインテリア
今回登場した新型のラインアップは、308ハッチバックと308 SWの2車種で、合計5モデルが揃う。ハッチバックはエントリーモデルの308 Premium(プレミアム)、Allure(アリュール)、そして電動サンシェード付パノラミックガラスルーフを装備したCielo(シエロ)。一方308 SWはPremiumとCieloをラインアップする。
PSAグループの新世代モジュラーコンセプトによる新開発のEMP2プラットフォームで、骨格には高張力鋼板、超高張力鋼板を多用し、約70kgの軽量化と高剛性を両立させている。また新型のボディサイズは、現行の308に対し全長、全幅、全高ともにダウンサイジングしている一方で、308 SWは全長を85mm延長し、スタイリッシュでしかもワゴンとしての機能性を向上させている。
搭載されるPureTechターボエンジンは、ユーロ6に適合し、軽量で環境性能の優れた新エンジンだ。高圧燃料噴射により直噴化したユニットを搭載。低速域からの太いトルクとCO2排出量の低減を実現している。またストップ&スタートシステムを搭載。市街地での燃費も向上させている。このエンジンに第3世代の6速AT「EAT6(Efficient Automatic Transmission)」を組み合わせ、スムーズでレスポンスの優れた変速を実現している。
また新型308/308 SWは、ドライバーズシートに革新的な「アイ・コックピット」と呼ぶ新しい装備を搭載している。小径ステアリング、ヘッドアップインストルメントパネルをはじめ、視認性と操作性を一体化したタッチスクリーンなどドライバー重視の設計で、直感的な操作に優れたタッチスクリーンは、オーディオ、エアコン、オンボードコンピューター等の一連の動作をスピーディに操作することができる。