ステランティス・ジャパンは2024年4月16日、プジョー、シトロエン、DSのディーゼルエンジンのDPFフィルターに不具合があるとしてリコールを届け出た。
このリコールは本国からの情報により実施されている。不具合の内容は、ディーゼルエンジンの粒子状物質浄化装置(DPF)の内部の緩衝材の形状が不適切なため、セラミックフィルターが過熱して亀裂が発生するおそれがあるというもの。
このため、粒子状物質の浄化性能が低下し、排出ガス規制値を満足しなくなるおそれがある。
対策は、該当車両の粒子状物質浄化装置(DPF)を対策品に交換することになる。
該当車両は、2018年5月~2020年8月の間に輸入されたプジョー・ブランドの308、3008、508、5008、シトロエン・ブランドのC4 スペースツアラー、C5 エアクロス、DSブランドのDS7のディーゼルエンジン・モデルで、合計7車種・5922台となっている。