プジョー 2008に1.5Lディーゼルモデル追加

ステランティス・ジャパンは2022年3月2日、プジョーのコンパクトSUV、2008に1.5Lクリーンターボ・ディーゼルエンジン搭載モデルを追加し発売した。また、同時にディーゼルモデル、ガソリンモデル全車に新しいATギヤ・セレクターを採用し、仕様変更を実施した。

コンパクトSUVの2008は、2020年9月の日本デビュー以来、そのデザイン、スポーティな走りと燃費性能、立体駐車場に対応するボディサイズなどが評価され日本のコンパクトSUVのマーケットにおいて存在感を発揮し、プジョー・ブランドの重要なモデルのひとつとなっている。

この2008に、新たに1.5Lのターボ・ディーゼルエンジン(DV5型)を搭載した「2008 GT BlueHDi」を追加した。DV5型エンジンは、2009年にル・マン24時間を制覇したプジョー908 HDi FAPの設計を反映させた燃焼室形状、フリクション軽減のための各部DLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理、2000バールの新高圧インジェクション、最新の排気浄化システム(SCRF)などの技術が投入された最新のディーゼルエンジンだ。

このDV5型エンジンの出力は130ps、自然吸気3Lガソリンエンジンに匹敵する300Nmの最大トルク、さらにディーゼルエンジンの概念を覆す軽快な吹け上がりとレスポンス、良好な燃費(WLTCモード20.8km/L)を実現している。

このDV5型エンジン搭載モデルのデビューエディションとして「2008 GT Pack BlueHDi」を発売する。2008初のナッパレザーシート(ブラック)と運転席電動シート&アクティブランバーサポートを装備し、パノラミックサンルーフを標準化した特別仕様車となっている。

全モデルに適用されるトグルタイプのATギヤセレクター

また、同時にプジョーのディーゼル・モデル、ガソリン・モデルはすべてATギヤセレクターが指先だけで操作できるトグルタイプに変更されている。このトグルタイプのセレクター採用によりモダンな2008のインテリアが、さらに洗練されている。

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COTY
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