2013年11月5日、プジョー・シトロエン・ジャポンは、第43回東京モーターショーのプジョースタンドに、アーバンクロスオーバー「2008」、そして究極のハイパフォーマンスクーペ「RCZ R」を日本初公開するほか、最新のホットハッチ、「208 GTi」を出展すると発表した。
東京モーターショーにおけるプジョースタンドのテーマは、ブランドスローガンである「MOTION & EMOTION」だ。プジョーは2010年に創業200周年を迎え、近年は魅惑的なデザインと技術革新によりプレミアムブランドへの移行に取り組んでいる。今年の東京モーターショーではこれらを具現化した最新の3台のモデルを展示する。
またプジョー・シトロエン・グループの開発による1.2L・3気筒エンジンと新たなオートマチックモード付5速ETGを組み合わせた最新モデルを展示する。優れた操作性と高次元の走行性能、そして低燃費を実現する最新技術を間近で見ることができる。
出展車では、ジャパンプレミアとなるプジョー 2008 (市販予定車)がメインとなる。プレミアムマーケットでのシェア拡大を目指し、昨年9月のパリモーターショーでコンセプトカーとして発表された「2008」の市販前提モデルだ。全長4.16mのコンパクトなアーバンクロスオーバーの「2008」は、俊敏走りと様々用途に応える機能性を兼備したモデルだ。
「2008」は新開発のオートマチックモード付5速ETG(エフィシェント・トロニック・ギアボックス)を搭載し、さらにエンジンのストップ&スタートシステムを装備している。アーバンクロスオーバーという新しいカテゴリーを主張するエクステリアは個性的で、十分な広さを確保したインテリアには208と同じ小径ステアリングを採用している。
搭載エンジンは1.2L・3気筒、オートマチックモード付 5速ETGと組み合わされ、最高出力は82ps/5750rpmと波票されている。「2008」の日本導入は2014年春と公表されている。
日本初公開となる「RCZ R」も市販予定車だ。 この究極のハイパフォーマンスクーペは今年9月のフランクフルトモーターショーで発表された。モータースポーツ部門の Peugeot Sport が徹底的にチューニングを加えた「RCZ R」は、プジョーブランド史上最もパワフルなスポーツモデルとされる。1.6Lのカテゴリーで突出した最高出力270psの新型エンジンは「ユーロ6排ガス基準」に適応しており、高次元のパフォーマンスと燃費を実現している。
スペシャルチューンされたサスペンションとホイール、そしてトルセンデファレンシャルとの組み合わせによって、かつてないダイナミックなパフォーマンスを生み出す。「RCZ R」は、独自の流麗なエクステリアデザインに加え、従来のモデルより車高を低くし、さらに専用19インチホイールを採用。インテリアには赤を基調としたアクセントが施され、情熱的なスポーツマインドをかき立てる。「RCZ R」の日本導入は、2014年春と予定している。
すでに発売されているプジョー 「208 GTi」も、コンパクトなボディでハイパフォーマンスを実現し、ワインディングロードを軽やかに駆けぬけるホットハッチとして高い評価を受けている。「208 GTi」は、200シリーズ歴代最高のパフォーマンスを誇るエンジンと熟成されたスポーツシャシーを採用し、208独自の小径ステアリングが新次元のドライビングプレジャーをもたらし、Bセグメントで比類なき存在となっている。