メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2018年6月15日、メルセデス生まれのシティ・コンパクト「スマート」のトップパフォーマンスモデル「BRABUS(ブラバス)」に、誕生20周年を記念し、創業者のシグネチャーをあしらうとともに、随所に特別装備を採用した「smart BRABUS signature style edition(fortwo/cabrio)」を導入。全国の正規販売店ネットワークを通じて発売を開始した。
スマートは最小限のボディサイズに最大限の利便性・快適性・安全性・環境適合性を凝縮したマイクロコンパクトカーとして1998年にデビュー。「最小限のボディに、最大限の可能性を」というまったく新しい思想のもとに、全世界累計販売台数200万台以上を記録し、日本でも累計販売台数は4万台に到達。多くのファンに愛され続け、20周年を迎えた。
今回発表された「smart BRABUS signature style edition(スマート ブラバス シグネチャー スタイル エディション)」は、最高出力80kW(109ps)&最大トルク170N・mを発生するスマート史上最強の直列3気筒ターボエンジンを搭載したトップパフォーマンスモデルのBRABUS Xclusiveをベースに、BRABUS創業者のBodo Buschmann(ボード・ブッシュマン)氏のサインをシフトノブに施し、フルカスタムオーダープログラム「tailor made」専用装備を採用した特別仕様車だ。
エクステリアにはまず、ボディ同色のフロントバンパーとサイドスカートを装着。またチタニアグレー(マット)のフロントスポイラーやBRABUSサイドアクセントを採用している。さらにダークティンテッドのハイマウントストップランプやBRABUSホイールボルトカバーを施している。また、本特別仕様車の専用エンブレムをボディサイドに装着している。
一方でインテリアには、BRABUS創業者のボード・ブッシュマン氏のサイン入りシフトノブを採用。さらにBRABUSステップカバー、「signature edition」のロゴ入りBRABUSパーキングブレーキハンドルなど、本特別仕様車専用の装備を取り入れ、スタイリッシュな空間に上質さとスポーティなアクセントを加えている。
本特別仕様車のパワーユニットには最高出力80kW(109ps)、最大トルク170Nmを発生するBRABUS専用直列3気筒ターボエンジンを搭載。最高速度は165km/h、0-100km/h加速は9.5秒を実現している。また、BRABUS専用6速デュアルクラッチトランスミッションのtwinamic(ツイナミック)と、停止状態からの加速を最大化させるレーススタート機能を装備。BRABUSパフォーマンススポーツサスペンションと専用チューニングを施した横滑り防止のESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、さらにBRABUS専用ダイレクトステアリングシステムを採用し、スポーティなドライブフィールを提供している。
スマートが1998年にデビューから誕生20周年を迎える本年は、限定モデルの導入をはじめ、ブランド誕生20周年を記念したさまざまな活動を予定しているとのことだ。