メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツSLクラスの装備内容を充実し、2014年8月5日から発売したと発表した。
1952年に発表されたガルウィングモデル300SLの流れを汲むメルセデス・ベンツの最高級ロードスターのSLクラス。現行モデルではフルアルミニウムボディシェルを採用するなど先進技術を盛り込み、最高級ロードスターとして優れた走行性能と上質で快適な乗り心地、安全性を高次元で実現している。
SL350とSL550は、ルーフトップの透過率をスイッチひとつで瞬時に変更して、クリアモードとダークモードを自在に切り替えることができる「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」を標準装備した。ダークモードでは透過率約1%以下となり、室内の温度を最大で10 ℃程度低く抑えられる。
30万円以上相当のオプション装備の標準化だが、価格は従来モデルと同じ据置き価格としている。
SL63 AMGは、従来モデルから48PSアップの最高出力585PS、最大トルクも100Nmアップの900Nmと動力性能を引き上げるとともに、リミテッド・スリップ・デフを装備してコーナリング走行性能および走行安定性を向上させた。SL63 AMGも価格は従来モデルから据え置き。
SLクラス価格表