メルセデス・ベンツ日本は2021年6月3日、GLE、GLSのエアコン排水ホースの取付に不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合の情報は市場からの2件の報告によるもので、エアコンのエバポレーターの排水ホースの組付けが不適切であったため、車室内に凝縮水が漏れ出すことがあるというものです。
そのためフロアが浸水して電気配線に腐食やショートが発生し、最悪の場合は火災が発生する恐れがあります。
対策は該当車両の排水ホースの取り付け状態を点検し、正しく取り付けられていない場合は取り付けを修正し、また凝縮水により配線や部品の損傷が発生している場合は部品を新品に交換することになります。
該当車両は、2019年9月~2020年10月の間に輸入されたGLEシリーズ、GLSシリーズで、合計772台です。