ヤナセとモービル1を販売するEMGマーケティングは、ヤナセ創立100周年を記念した「ヤナセ100周年記念、こんなメルセデスに乗りたい!」という理想のスペシャルカー公募デザインコンテストを実施し、2015年8月27日、多数の応募の中から選ばれた最優秀デザインスペシャルカーの完成披露イベントを開催した。
このイベントでヤナセ100周年を記念して製作した最優秀デザインスペシャルカーの完成披露を行ない、特別審査員であるホシノインパルの星野一義氏を迎え、受賞者への表彰を行なった。
この企画は未来のエンジニアである工学部学生の育成と、未来の自動車産業にもっと関心を抱いてほしいとの願いを込めてはじめられたもの。「こんなメルセデスに乗りたい!」と題したメルセデス・ベンツ「GLAクラス」のオリジナルデザインを募集し、エンジンオイル「モービル1」を国内で販売するEMGマーケティングとヤナセの共同企画としてスタートしている。
募集は2015年3月2日から4月20日まで実施。締め切り後の4月23日にコンテスト審査会を開催して受賞作品を決定し、5月19日に発表した。
その後、最優秀作品のデザインに基づいて製作に着手し、約3ヵ月の製作期間を経て世界に1台のスペシャルカーが完成した。
「最優秀ヤナセ100周年賞」を受賞したのは千葉大学大学院・工学研究科・製品デザイン研究室 の大木佑太さんで、作品名は「GLA CLASS+100km」。
審査員特別賞を受賞したのは武蔵野美術大学 ・造形学部・工芸工業デザイン学科 インダストリアルデザイン専攻 S-design の佐々木翔平さんで、 作品名「学生最後の旅はヤンチャベンツと」。
最優秀ヤナセ100周年賞を受賞した作品「GLA CLASS+100km」は、どこへでも気軽に行ける快適な走行性能。どんなライフスタイルにも合う多彩な使い勝手を持つGLAに、小旅行や山道を走破できる仕様にというものだ。