メルセデス・ベンツ日本は2020年4月22日、「メルセデスAMG G550」、「G63」の2車種に対して燃料パイプとECUのプログラムに関するリコールを届け出ました。
燃料パイプの不具合
燃料パイプに関しては、パイプを保護する弾性のあるコーティング処理が不十分なため、パイプ締結部におけるフランジ加工部に亀裂が発生し、燃料パイプ接続部から燃料が漏れる恐れがあるというもので、本国からの情報によりリコールが提出されています。
対策は、該当ヶ所を点検し、燃料漏れがある場合は燃料パイプを交換することになります。該当車は、輸入されたのが2018年11月〜2019年3月の「メルセデス・ベンツAMG G550」、「G63」で合計186台です。
ECUプログラムの不具合
2018年4月〜2019年5月に輸入された「メルセデスAMG G63」では、高回転・高負荷での運転中にミスファイアが発生し、フェイルセーフ状態となりエンジン警告灯が点灯、排ガス・レベルが基準値を超える恐れがあるという情報が本国から伝えられたことでリコールとなっています。
メルセデス・ベンツAMG「63」のリコール該当車は合計1051台で、対策はエンジンECUのプログラムの書き換えとなります。
いずれも不具合、事故の報告はゼロとなっています。
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