メルセデス・ベンツ CLSをマイナーチェンジ CLS550に9速ATを新採用

メルセデス・ベンツ CLSクラス シューティングブレイク
CLS シューティングブレイク

2014年10月10日、メルセデス・ベンツ日本は、4ドアクーペのCLSクラス(クーペ:C218/シューティングブレイク:X218型)のマイナーチェンジを行ない、受注を開始したと。デリバリー開始は11月中旬頃を予定しているという。

CLSクラスはクーペスタイルとサルーンの快適性を融合したフルサイズ4ドアクーペのカテゴリーを創出したモデルで、現行型は第2世代にあたる。5人の乗員がくつろげるスペースに大容量のラゲッジルームを備え、ハードトップ・クーペとより利便性を追求したスポーティなクーペツアラーともいうべきシューティングブレークの2ボディを持つ。

メルセデス・ベンツ CLSクラス クーペメルセデス・ベンツ CLSクラス シューティングブレイク
▲CLSクーペとCLSシューティングブレイク

今回のマイナーチェンジにより、Sクラスと同等の最新テクノロジーを搭載している。

ヘッドライトは、高解像度・高精度のマルチビームLEDヘッドライトを全車に標準装備。フロントガラス内側のステレオマルチパーパスカメラと4つのコントロールユニットを使用し、片側24個の独立したハイパフォーマンスLEDを瞬時に個別制御し、先行車や対向車を眩惑しない範囲でヘッドライトの照射範囲を最大化。また、コーナリング時には最大12度旋回するロービームが進行方向をあらかじめ照射するアクティブライトシステムも備えている。

メルセデス・ベンツ CLSクラス 

またCLS550 クーペは、新開発の9速AT「9G-TRONIC」を初めて搭載している。変速比幅が大きいためエンジン回転数が全体的に抑えられ、より燃費と静粛性を向上させている。多段化によりダイレクトで素早いシフトチェンジが実現し、特にマニュアルモードとスポーツモードでは、よりクイックな変速レスポンスとなる。

メルセデス・ベンツ CLSクラス クーペ

またレーダー、ステレオカメラを組み合わせたインテリジェント・ドライブも採用し、クルーズコントロールをセットすると、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストするようになっている。

インテリアは、大型の8インチディスプレイを新採用。カー・コネクティビティは従来のBluetoothに加え、Wi-Fiによるテザリング機能を追加し、高速のデータ通信によって、COMANDオンラインでの情報検索や目的地周辺の確認などが迅速に行なえるようになっている。

メルセデス・ベンツ CLS 価格表

メルセデス・ベンツ日本公式サイト

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