メルセデス・ベンツ日本は2020年10月1日、メルセデスAMG C63シリーズのECUプログラムに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
不具合の内容は、2015年から2017年の間に輸入されたメルセデスAMG C63シリーズの、8車種のエンジンコントロールユニット(ECU)の制御プログラムが、車両へ搭載する仕様管理が不適切なため、日本仕様と異なるプログラムになっていることがあるというものです。
仕様違いのプログラムであった場合、冷間時に行なうアイドルアップ制御が正しく作動せず、最悪の場合、排出ガスが基準値を超える恐れがあります。なおこの不具合は市場からの報告によるものです。
対策としては、該当する車両のエンジンコントロールユニットの制御プログラムを正規のプログラムに書き換えることになります。
該当車両は、2015年5月〜2017年12月の間に輸入されたメルセデスAMG C63のセダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレなど8車種、合計264台です。