2013年7月5日、メルセデス・ベンツ日本は1982年に「190クラス」として登場から30周年を迎えたことを記念し、Cクラス・セダン/ステーションワゴンの装備を充実させ、8月1日から発売を開始すると発表した。今回の装備充実では、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする装備の見直しにより、商品力を強化している。まず安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」をC180(セダン/ステーションワゴン)を除く全モデルに標準装備した。なおC180(セダン/ステーションワゴン)ではオプション扱いとなっている。
「レーダーセーフティパッケージ」は、5個のミリ波レーダーと1個のカメラを用いて前方や左右後方の車両など障害物との距離や相対速度を測定し、危険が迫った場合には自動的にブレーキを作動させ衝突の危険性を低減させる。高精度の25GHzおよび77GHzのレーダーにより前方の危険を感知し、衝突回避をサポートするBAS(ブレーキ・アシスト・システム)プラスやPRE-SAFERブレーキ、ブレーキやアクセルを自動制御して、車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」などのシステムにより、安全性を大幅に向上している。
またステーションワゴンの全モデルにEASY-PACK(自動開閉テールゲート)を標準装備化した。電動で開閉するEASY-PACK自動開閉テールゲートはボタン操作でテールゲートの自動開閉、さらに開口の高さを任意で設定することができる。
またC180(セダン/ステーションワゴン)にオプション設定されているアドバンストライトパッケージ(インテリジェントライトシステム、アダプティブハイビームアシスト)のパッケージ価格を20万円から15万円に引き下げた。
C200アバンギャルド(セダン/ ステーションワゴン)、C250アバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)、C350 アバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)にオプション設定されている本革シートは、従来の28万4000円から24万円に価格を引き下げた。