メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2016年10月25日、特別仕様限定車「メルセデスAMG GT S Carbon Performance Limited」を発表。全国のAMGパフォーマンスセンターを通じて限定合計20台で発売を開始した。
この限定車はメルセデスAMG社による完全自社開発のスポーツカー「メルセデスAMG GT S」をベースに、内外装の専用カーボンパーツや鍛造製で専用ポリッシュ加工された19/20インチAMGクロススポークアルミホイール、軽量で耐フェード性の高いAMGカーボンセラミックブレーキ、Burmester製ハイエンドサラウンドサウンドシステムなど、多くの特別装備によって「メルセデスAMG GT S」のエクスクルーシブ性と走行性能をさらに高めたモデルだ。
エクステリアには、イリジウムシルバーマグノのボディカラーに、専用のハイグロスブラックカーボンパーツを用いた「AMGカーボンエクステリアパッケージ」をセットアップ。ロングノーズとショートデッキの伸びやかでスポーティな迫力あるフォルムがいっそう強調されている。
続いてインテリアにも、各所に専用の「AMGマットカーボンファイバー」パーツが用いられ、新色となるサドルブラウンの上品なフルレザー仕様の内装と相まって、スポーティでありながらエクスクルーシブな空間を演出。またエンジンルーム内には「AMGカーボンファイバー エンジンカバー」が装着されている。
鍛造製の専用AMGクロススポークアルミホイールも、本限定車のハイライトのひとつだ。軽量で高強度な鍛造製の専用ポリッシュ加工が施された19インチ(フロント)と20インチ(リア)のホイールが装備され、圧倒的なパフォーマンスを有する動力性能や走行性能、制動性能を足元から支える。
ストッピングパワーも増強されている。軽量なカーボンセラミック製の大径ローター(フロント402mm/リヤ360㎜)は、製造時に1700度という高温下での真空強化処理によって硬度が高められている。
その結果、耐フェード性と耐久性が向上し、最高出力510psの圧倒的な動力性能を受け止めて確実なブレーキングを可能にしている。また約17㎏の軽量化でバネ下重量を低減。これによりサーキットなどの高速走行時でも路面追従性が向上し、よりダイナミックな走行を可能とした。
最後に紹介したい特別装備が、Burmester(ブルメスター)製のハイエンドサラウンドサウンドシステムだ。11個のハイパフォーマンススピーカーに対応する11チャンネルのアンプは合計で1000ワットを誇り、圧倒的な迫力の高品質サウンドを提供。
さらに5.1チャンネルのサラウンドシステムにも対応し、楽曲や気分に応じて最適な音響空間を実現する4つのサウンドプロファイル「ピュア/イージーリスニング/ライブ/サラウンド」で、運転席と助手席に対して個別に音量・音質の調整が可能だ。
「メルセデスAMG GT S Carbon Performance Limited」のメーカー希望小売価格は以下の通り。ちなみにベース車の「AMG GT S」は1930万円である。
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