メルセデス・ベンツ日本は、2015年7月21日、「C 450 AMG 4MATIC」を発表した。同日から受注を開始し、発売は9月の予定。価格は863万円(ステーションワゴンは943万円)。
この「C 450 AMG 4MATIC」は、メルセデスAMGが専用開発した高出力V6型エンジンと、 パフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を備えたメルセデスAMGの新コンセプトのAMGスポーツモデルの第一弾となる。
エンジンは3.0LのV型6気筒ツインターボBlueDIRECTを搭載する。クランクケースとシリンダーヘッドをアルミニウム製とし、軽量化を実現した。最高出力は367PS、最大トルク520Nmを発揮し、0-100km/h加速4.9秒というパフォーマンスを持つ。
またC 63と同様に足回りには「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」を採用。AMGダイナミックセレクトスイッチまたは専用ボタンで「Comfort」「Sport」「Sport Plus」の3モードによって、電子制御ダンピングシステムの減衰特性を選択できる。
またブレーキはフロントにφ360mmのドリルドベンチレーテッドディスク、リアにもφ320mmのベンチレーテッドディスクを採用。ハイパフォーマンスに対応する強大な制動力、耐フェード性を両立している。
またAMGダイナミックセレクトによって、トランスミッションのシフトプログラム、エンジン特性、サスペンションの減衰特性、ステアリング特性、ECOスタートストップ機能をECOモード、Comfort、Sport、Sport Plusに切り替えることも可能だ。また排気音もAMGエグゾーストシステムによって、モータースポーツイメージのエモーショナルなサウンドを発生する。