メルセデス・ベンツ日本は2016年6月17日、Gクラスの特別仕様車「Mercedes-AMG G63 Edition463」と「Mercedes-AMG G65 Edition463」をリリース。前者は93台、後者はわずか3台の限定モデルで、同日から全国のAMGパフォーマンスセンターを通じて受注を開始した。なおデリバリーは2016年9月以降を予定している。
Gクラスは1979年に発売されて以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適のパワートレインや装備を加えながら進化を継続。その強烈な個性と圧倒的なオフロード性能により、登場から37年を経た現在も強いこだわりを持つユーザーに支持され、四輪駆動の頂点を極めたモデルといえる。
今回リリースされた特別仕様車はGクラスの中でも圧倒的なパフォーマンスを誇る「G63」と「G65」をベースモデルに設定しており、Gクラスの開発コードである「463」を冠するにふさわしい内容を誇っている。「G63」には最高出力571ps(420kW)/最大トルク760Nmを発揮する5.5LのV8直噴ツインターボエンジンを搭載。また「G65」に搭載されている6.0LのV12ツインターボエンジンは最高出力630ps(463kW)/最大トルク1000Nmを誇り、プレミアムSUVとして最もパワフルなモデルとなっている。
エクステリアには、究極のオフローダーとしての「圧倒的な走破性」と「スポーティ」という個性を強調するアイテムをチョイス。フロントにステンレスアンダーカバー、サイドにはダークアルミニウム調ストリップラインとAMGスポーツストライプ(デカール)を採用している。さらに、通常モデルでは提供していない21インチの専用デザインAMG製5ツインスポークアルミホイールが、その足元を引き締める。
一方でインテリアにはベース車の「G65」と同様に、厳選した素材をふんだんに使用した「designoエクスクルーシブインテリアパッケージ」を「G63 Edition463」にも採用。これに専用のカーボン調デザインを施したレザーシートとAMGカーボンファイバーインテリアトリムを組み合わせている。内装色は「G63 Edition463」はポーセレンまたはライトブラウンの2色とブラックの2トーンが選択可能で、「G65 Edition463」はブラック/ブラックのみとなっている。
なお「G63 Edition463」の外板色には「designoミスティックホワイトII」と「オブシディアンブラック」の2色を設定。いずれも21インチホイールにはマットブラックを採用。また「G65 Edition463」には「designoグラファイト」の外板色にセラミックポリッシュのホイールを組み合わせている。
特別仕様車「Mercedes-AMG G63 Edition463」と「Mercedes-AMG G65 Edition463」の価格など、詳細については以下を参照。