メルセデス・ベンツ日本は2025年3月25日、ミドルサイズSUV「メルセデス AMG GLC 43 4MATIC/メルセデス AMG GLC 43 4MATIC クーペ」)の特別仕様車「 メルセデス AMG GLC 43 4MATIC Edition Dynamic+」、「メルセデス AMG GLC 43 4MATIC クーペ Edition Dynamic+」を限定発売した。メルセデス・ベンツ販売店ネットワークと、オンラインショールームを通じて注文の受け付けを開始している。

販売台数は、GLC 43 Edition Dynamic+が150台、GLC 43 クーペ Edition Dynamic+ が100台となっている。
メルセデス AMG GLC 43 4MATICは、AMGならではの特長として、ハンドビルドの4気筒エンジン「M139」に、F1由来の電動ターボチャージャーを組み合わせて搭載。最高出力421ps(310kW)、最大トルク500Nm を発揮する、GLCのパフォーマンスモデルだ。
今回の限定モデルのエクステリアデザインは、マット塗装の迫力あるボディカラーに、ブラックとレッドのアクセントを施し、GLC 43をさらに洗練させた特別感を感じさせるスタイルとなっている。
ボディカラーは、通常は設定されていない「MANUFAKTURグラファイトグレーマグノ(マット)」と、「MANUFAKTURハイテックシルバーマグノ(マット)」の2色を設定。
さらに、「AMGエクステリアナイトパッケージⅡ」によって、ラジエターグリルが ダーククロームに、リヤバッジとサイドオーナメントがブラックに変更されている。 ホイールはマット塗装のブラックスポークの「21インチAMGアルミホイール」と「AMGレッド・ブレーキキャリパー」を特別装備として採用している。
さらに、通常モデルでは有償オプションの「パノラミック・スライディングルーフ」が 標準装備となっている。

インテリアデザインもエクステリアと同様に、ブラックとレッドのアクセントで統一し、AMGのレーシングスピリットが感じられる空間に。ブラックカラーのシートやダッシュボードには赤のアクセントステッチが入り、シートベルトも「レッド シートベルト」を特別に採用。
シートには、上位モデルのGLC 63にのみ有償オプションとして設定されている「AMGパフォーマンスシート」や「マルチコントロールシートバック(運転席・助手席)」を採用し、ワンランク上の仕上げとなっている。インテリアトリムには、GLC 43では通常設定のない「メタルウィーブ インテリアトリム」を装備している。
快適性を高める機能として、乗員が個別に温度調整可能となる「クライメートコントロール(前席左右後席左右独立調整)」や、従来のボイスコントロールに加え、前席乗員のジェスチャーによって車両機能を操作できる「MBUXインテリア・アシスタント」をGLC 43に初採用。
さらに、通常モデルでは有償オプションの「シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)」、「ブルメスター3D サラウンド・サウンドシステム」、「サウンドパーソナライゼーション機能」、「エア バランスパッケージ」、「ステアリングヒーター」が、標準装備となっている。

ダイナミック性能関連の装備では、「AMGダイナミック プラスパッケージ」の追加により、上位モデルのGLC 63のみに設定されている「RACEモード」が選択可能となる。GLC 43の「RACEモード」では、全てのパラ メーターが最大のパフォーマンスを発揮するように設定され、サーキット走行の ための卓越したドライビングダイナミクスを生み出すことができる。
また、可変エンジン・マウント「AMGダイナミックエンジンマウント」も特別に採用。センサーにより走行状況を検知して、マウントの硬度を自動で調整することで快適性とクイックなコーナリング、および ダイレクトなステアリングレスポンスを両立。
さらに、「AMGリアルパフォーマンスサウンド」も装備し、エグゾーストシステムに備わるセンサーによって実際の排気音を拾い、それに応じたサウンドを車内のスピーカーから再生することで、車外の音を抑えながらエモーショナルなドライビングを楽しむことができる。サウンドは静粛性・快適性重視の「Balanced」と、エモーショナルな「Powerful」の2つのモードが備わっている。
装備と価格
