メルセデス・ベンツ日本は2021年2月25日、メルセデス・ベンツAMG GLC63のエンジンスターターモーターの、配線の取り付けに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は本国からの情報によるもので、スターターモーターの電気配線の取り付けが製造時の指示が不適切であったため、モーターハウジングに接触して取り付けられているものがあるということです。
そのため走行中の振動で配線の被覆が損傷し、ショートを発生するとエンジンが始動不能になり、最悪の場合は車両火災になる恐れがあります。
対策は該当車両のスターターモーターの配線を点検し、干渉している場合は修正します。干渉により配線に損傷がある場合は新品に交換することになります。
該当車両は2019年3月~2020年1月の間に輸入されたメルセデス・ベンツAMG GLC63 4MATIC+で、合計579台です。