メルセデス・ベンツ日本は2021年7月8日、Aクラス、Bクラス、GLA、CLAなど合計18車種のステアリングシャフトに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は本国からの情報によるもので、製造機器の使用が不適切であったため、ステアリングシャフトのユニバーサルジョイントのベアリングを圧入するときの穴径が大きいものがあるというものです。
そのため使用していると操舵時に遊びが生じて異音が発生し、最悪の場合はユニバーサルジョイントが脱落して操舵不能になる恐れがあります。
対策は該当車両のステアリングシャフトのシリアル番号を点検し、交換が必要な部品であった場合は良品に交換することになります。
該当車両は、2017年1月~2018年1月の間に輸入されたAクラス、Bクラス、CLAクラス、CLAクラスと各メルセデスAMGモデルの合計3090台です。