【メルセデス・ベンツ】GLクラスをフルモデルチェンジ

2013年4月22日メルセデス・ベンツ日本は、SUVクラスのトップカテゴリーである「GL」クラスを7年ぶりにフルモデルチェンジをし発売すると発表した。

新型GL550とMBJ副社長マーク・ボデルケ氏
新型GL550とメルセデス・ベンツ日本副社長のマーク・ボデルケ氏

GLクラスは大人7名がゆったりと乗れるゆとりあるサイズと、オンロード/オフロード問わず優れた走行性能を備えた4WDモデルで、SUVのSクラスとして評価されているモデルだ。
今回販売されるモデルは「GL550 4MATIC」と「GL 63 AMG」がラインアップ。GL550は全長5125mm×全幅1935mm×全高1850mmと大型サルーンに匹敵するボディサイズを持ち、ゆとりある室内空間を持っている。

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GL550のAMGエクシクルーシブパッケージ装着車

搭載するパワートレーンは4.7LのV型8気筒直噴ツインターボBlue Directエンジンを搭載し、435ps/700Nmというスペックで、従来モデルより+48ps、+170Nmと大幅な性能向上を図っている。さらに最新の7速ATである7G-TRONIC PLUSやECOスタートストップ機能もあり約44%の燃費向上も果たしている。
またドライブトレーンではフルタイム4WD機構を持つ4MATICを採用し、前後トルク配分を50:50とするとともに、4ESPによりタイヤの空転や横滑りを制御し、路面や走行状況に関わらず優れたトラクション性能と走行安定性を持っている。

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GL550には最新の安全システムとしてメルセデス・ベンツが開発した「レーダーセーフティパッケージ」を搭載し、合計5つの長距離レーダーと近距離レーダー、1つのカメラを用いて悪天候や夜間でも路上をモニタリングし、万一の際には自動的にブレーキを作動させ衝突の危険性を低減する機能を持っている。
このレーダーセーフティパッケージにはブレーキ力をサポートする「ブレーキアシストシステム」、衝突回避を支援する「プレ・セーフブレーキ」、そしてブレーキ、アクセルを自動制御し渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」、側方の衝突を回避する「アクティブブラインドアシスト」車線逸脱を監視する「アクティブレーンキープアシスト」などのシステムが含まれている。
さらに横風に対応する「クロスウインドアシスト」は80km/h以上で走行中、強風などある一定以上の横風をESPによって感知した場合、ヨーレート、操舵角、横Gの各データに基づいてブレーキ制御により各輪のトルク配分を制御し横風による影響を相殺、直進走行時の安定性をサポートする機能を持っている。

GL63AMG
ハイパフォーマンスモデルのGL63AMGは、GLクラス初のAMGモデルで圧倒的なエンジン性能、専用シャシーによりスポーツサルーンにも匹敵するSUVとしてトップレベルのパフォーマンスを持つモデルとなっている。

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搭載するエンジンは5.5LのV型8気筒ツインターボエンジンで、SUVモデルとしてはトップクラスの557PS760Nm というモンスタースペックを持っている。一方でECOスタートストップ機能や7速ATのスピードシフトプラスとの組み合わせにより優れた環境適合性を持っている。
サスペンションはエアマチィックサスペンションをANG専用に最適化した「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」を備える。走行条件に応じて、「Comfort」「Sport」「Sport Plus」の3つのモードから選択することができる。また「ACTIV CURVEシステム」は電子的に油圧制御されるアクティブアンチロールバーにより、コーナリング時のロールを低減するシステムも搭載している。
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メルセデス・ベンツ日本公式サイト

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