2013年2月26日、メルセデス・ベンツ日本は、多目的コンパクトカー「Bクラス」に新開発の2.0L・直噴ターボエンジンを搭載し、大幅な標準装備の追加によって走りと実用性を高い次元で両立させたハイパフォーマンスモデル「B 250 BlueEFFICIENCY」を同日から販売を開始したと発表した。
「B 250 BlueEFFICIENCY」は、最高出力211psのハイパワーを誇る新開発2.0L・直列4気筒・直噴ターボエンジンを搭載。第3世代の直噴システム「BlueDIRECTテクノロジー」、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)により、動力性能と環境性能を高いレベルで両立している。
エクステリアは、18インチAMGマルチスポークアルミホイール(ブラック)とフロントグリルやドアミラーにブラックペイントのアクセントを加え、ハイパフォーマンスモデルにふさわしい力強くスポーティなイメージとしている。また、インテリアにはクロームインサート付の本革巻スポーツステアリングやステンレスのアクセル&ブレーキペダルなどスポーティな装備を備える一方で、木目のブラックアッシュウッドを使用したインテリアトリムにより上質感も備えている。
装備面では、後席にバックレストの角度調節と前後スライド機構(最大140mm)を持つ「EASY-VARIO PLUS」、前席にアンダーシートボックスを備えるなど、利便性を向上。また、左右独立温度調整式エアコンや、カップホルダーを備えた後席アームレストなどを追加ししている。さらに縦列駐車時にステアリング操作を自動的に行う「アクティブパーキングアシスト」を装備している。
安全面では、レーダー型衝突警告システム「CPA」に加えて、走行シーンに合わせてヘッドライトの照射範囲を制御して常に最適な視界を確保する「インテリジェントライトシステム」や超音波センサーによって車両と周囲の障害物との距離を測定して、警告音とインジケータの点灯数で知らせる「パークトロニック」を標準装備。オプションとして、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターし、危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」など安全運転支援システムを組み合わせた「セーフティパッケージ」を設定している。