メルセデス・ベンツ日本は2012年10月18日、歴代クラス最高の運動性能を誇るC ６３AMGクーペ「ブラックシリーズ」をベースに、日本専用に企画された特別仕様車「C63 AMG クーペ ブラックシリーズ Performance Studio Edition（パフォーマンススタジオ エディション）」を限定20台で発売した。メーカー希望小売価格は1750万円で、左ハンドル車のみの設定。納車は2013年2月の開始を予定している。
ブラックシリーズとは、メルセデスAMG社がこれまでにモータースポーツで培ったテクノロジーを注ぎ込んだ少量限定生産のフラッグシップモデルだ。2006年以降、現在までにSLK55 AMG/CLK63 AMG（以上は日本未導入）の2シリーズと、2008年のSL65 AMG と2011年のC63 AMG クーペ の計4シリーズが設定されてきた。
特別仕様車のベースとなるC63 AMG クーペ ブラックシリーズは、最高出力517ps、最大トルク620Nmを発揮。100km/ｈまでの加速は4.2秒と、歴代Cクラス最高の運動性能を実現。この圧倒的なパフォーマンスに加えて、好みのセッティングが可能なAMGアジャスタブルスポーツサスペンション、さらに専用チューニングを施したハイパフォーマンスブレーキシステムを採用している。
エクステリアはカーボン素材のフロントスプリッター、フリックス、リヤエアロウイングを採用した「AMGエアロダイナミクスパッケージ」を特別装備。さらに、AMGパフォーマンススタジオの特別プログラムで今回の特別仕様車のみに用意されたdesignoマグノカシミヤホワイトの外装色に、19インチAMG10スポーク鍛造アルミホイールやドアミラーハウジング、サイドスカート／リヤディフューザー／ドアハンドル上部などの細部に至るまでマットブラックに塗装。このブラック＆ホワイトのコントラストが特別感を演出するとしている。
インテリアにはブラックシリーズ専用のフルバケットシートを採用。外装色に合わせてカシミヤホワイトでペイントしたトリムをはじめ、本特別仕様車のためにスタジオにて手作りで製作された専用フロアマット、AMGのロゴをあしらったシフトノブやドアロックピンを特別装備している。また装備面では、エンジン出力やトルク、Gセンサー、サーキットでのラップタイムなどをCOMANDディスプレイに表示するAMGパフォーマンスメディアを標準装備している。
価格：1750万円
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