【メルセデス・ベンツ】新型GLKが強力な3.5LV6搭載。しかも実質大幅値下げ

新型メルセデス・ベンツGLK 350 4MATIC Blue EFFICIENCYの画像
↑GLK 350 4MATIC BlueEFFICIENCY(AMGスポーツパッケージ仕様)

メルセデス・ベンツ日本は2012年7月4日、プレミアムコンパクトSUVであるGLKクラスに新型の「GLK 350 4MATIC Blue EFFICIENCY」を投入した。今回のビッグマイナーチェンジで新世代の3.5LV6直噴エンジンを搭載し、動力性能と環境性能を大幅に向上。さらに内外装デザインの変更や装備の充実を図るなど、商品価値を大きく高めながらも、消費税を含む希望小売価格を599万円に設定。事実上大幅にプライスダウンさせたことにも注目したい。

新型GLKのエクステリアでは、主にフロントセクションを中心にリメイクされた。弧を描くLEDポジショニングライトが特徴的なヘッドライトユニットや大型のフロントグリル、クロームアンダーガードなどが変更箇所になる。室内では丸型のエアアウトレット、カラーディスプレイを採用したメーターパネル、シャドーシルバーのトリムやスイッチ類などが新しい。

また従来のフロアシフトに代えて、ステアリングコラム右側に「ダイレクトセレクト」を採用。この電子セレクターレバーかステアリングに組み込まれたパドルシフトによって、指先だけの簡単な操作で変速が可能になっている。

新型メルセデス・ベンツGLK 350 4MATIC Blue EFFICIENCYの画像

エンジンは従来の3.0Lに代わって、メルセデスの最先端技術Blue DIRECTテクノロジーを採用した最新世代の3.5LV6型直噴エンジンを新たに搭載。最高出力は225kW(306ps)と従来より55kW(75ps)もパワーアップし、最大トルクも370Nmと70Nmも上回る実力を与ている。また、最新の高効率7速ATの7G-TRONIC PLUSや、ECOスタートストップ(アイドリングストップ機能)を採用し、欧州仕様では約3割の燃費向上を実現している。

また安全装備面での充実も、新型GLKでは顕著だ。特にドライバーの運転特性を解析して、長時間走行時の疲労や眠気を検知して注意を促し、事故を未然に防ぐ「アテンションアシスト」も装備。ハイビームとロービームを自動的かつ連続的に切り替える「アダプティブハイビームアシスト」も標準装備とされた。さらにテレマティックシステムにも、新世代のCOMANDシステムが導入されている。

パッケージオプションでは、38万円(消費税を含む、以下同)というプライスで新たに設定された「AMGスポーツパッケージ」)に注目したい。エクステリアのスポーティさを高めるAMGスタイリングパッケージや19インチの5スポークアルミホイールをはじめ、スポーツサスペンション、スポーツシート(前2席)、キーレスゴーやEASY-PACK自動開閉テールゲートなどが組み合わされている。

さらに96万円高となる「AMGエクスクルーシブパッケージ」には、前述の装備にに加えてチタニウムグレーにペイントされた20インチのツインスポークアルミホイールやパノラミックスライディングルーフ、本革シートや豪華なレザーARTICOインテリアなどがプラスされる。

なお新型GLK 350 4MATIC BlueEFFICIENCYはエコカー減税(50%?75%減税/減税額は装備により異なる)、グリーン税制優遇制度(翌年度自動車税25%?50%減税)、及びエコカー補助金の対象車となる予定だ。

メルセデス・ベンツ 公式ウェブサイト

COTY
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