メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスの中核モデル、Eクラスのモデルラインアップおよび標準装備を充実させた改良モデルを2012年5月15日から全国のメルセデス・ベンツ販売店ネットワークを通じ発売した。
Eクラスの各モデルの各モデル変更点は次の通り。
・E 250 BlueEFFICIENCY(セダン/ステーションワゴン)
EクラスのベースグレードとなるE 250 BlueEFFICIENCY(セダン/ステーションワゴン)は、走行状況や天候に応じて良好な視界を確保するインテリジェントライトシステムを標準装備し、また、シートポジションを電動でより細かく調整できるメモリー付パワーシートなどの安全装備や快適装備も標準装着としながら、一部装備を見直すことで従来モデルからそれぞれ、価格を39万円ダウンし、セダンが595万円、ステーションワゴンが630万円という価格を設定。
・E 250 BlueEFFICIENCY アバンギャルド(セダン)
18インチAMGツインスポーク・アルミホイールやAMGスポーツシート(前席)など、スポーティさを強調するAMGスポーツパッケージを標準装備のまま、パノラミックスライディングルーフをオプション装備とすることで従来モデルから価格を43万円引き下げ、655万円に設定。
・E 550 BlueEFFICIENCY アバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)
新世代の4.7L・V型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載する、E 550 BlueEFFICIENCYアバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)にはダッシュボードとドアパネル上部にステッチ入りのレザー「ARTICO」を採用し、インテリアの上質感を向上させながら価格は据え置きとした。
・E 250 BlueEFFICIENCY ステーションワゴン・アバンギャルド
セダンと同様に、AMGスポーツパッケージを標準装備したE 250 BlueEFFICIENCY ステーションワゴン アバンギャルドを新たに追加設定した。1.8L・直列4気筒直噴ターボエンジンと7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」、ECOスタートストップ機能を組合せることで優れた走行性能と燃費経済性を実現している。なお、E 250 BlueEFFICIENCY ステーションワゴン アバンギャルドは「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」を取得するとともに「平成27年燃費基準+10%」を達成したことから、エコカー減税(重量税、取得税各75%減税)、グリーン税制優遇制度(翌年度自動車税50%減税)およびエコカー補助金対象車になっている。また、E 250全モデルがエコカー減税(75%もしくは50%減税)およびエコカー補助金の対象となる。
・オプション価格の改定
AMGスポーツパッケージや約2倍のガラス面積により室内に開放感をもたらすパノラミックスライディングルーフ、後席の左右それぞれで音楽や映像を楽しめるリヤエンターテインメントシステムなどの個性を際立たせるオプションをより低価格に改定した。
AMG スポーツパッケージ:45万円⇒30万円(税込)
パノラミックスライディングルーフ:24万円⇒20万円(税込)
リアエンターテインメントシステム:35万円⇒28万円(税込)