メルセデス・ベンツ日本は2011 年7 月5 日、自動車誕生125周年を記念してBクラスに内外装に安全・快適性を高める多くの装備を施した特別仕様車、「B 180 125! Grand Edition 」「B 180 125! Grand Edition Sports」「B 200 125! Grand Edition」を設定し、発売した。
メルセデス・ベンツBクラスは1.8Lおよび2.0L直列4気筒ガソリンエンジンにCVT(無段階変速機)を搭載し、ダイナミックなスタイリングに広い室内空間と優れた実用性を高次元で融合させた多目的コンパクトカーとして、全世界で70万台以上をセールスした人気モデルに成長した(日本へは2006年1月に導入開始)。今回の特別仕様車の特徴は以下の通り。
まず「B 180 125! Grand Edition」はB180をベースに16インチアルミホイールをチョイス。次に夜間の走行で威力を発揮するバイキセノンヘッドライトやアクティブライトシステム、コーナリングライトを特別装備。また通常では設定がないライト&サイトパッケージ(自動防眩ルームミラー、照明ミラー付きサンバイザー、レインセンサー、乗降用ライト、後席リーディングライト、ロケーターライティング、車外ランプ消灯遅延機能)などを採用している。なお、約25万円相当分の装備を施しながら、価格はベースモデルから据え置きの299.0万円(消費税込み、以下同)に設定された。
次に「B 180 125! Grand Edition Sports」は前述の特別装備に加えて、17インチアルミホイールや室内をレザーツインシートにグレードアップ。高い人気を誇るスポーツパッケージにより内外装の質感を向上させるとともに、前席パワーシートや外部オーディオ機器を接続して車両側で操作が可能となるメディアインターフェースを標準装備し、快適性を高めている。なお、43万円相当分の装備を施しながら、価格はベースモデルから約20万円プラスの319.0万円とした。
最後に「B 200 125! Grand Edition」は、B200をベースにバイキセノンヘッドライトやパワーシート、メディアインターフェースをはじめパークトロニックを標準装備し、機能性や快適性を高めている。なお、約15万円相当分の装備を施しながら、価格はベースモデルから据え置きの385.0万円となっている。