2016年2月29日、マセラティは、初のSUVモデル「レヴァンテ」を3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで世界初公開した。
レヴァンテのフロント部分には、2つのユニットに分かれた新開発のテーパードヘッドライトが組み込まれており、上部のヘッドライトユニットはラジエーターグリルへとつながっている。
サイドのフロントフェンダーに設置した3連エアベントや、“サエッタロゴ”が入った台形のCピラー、フレームレスの大型ドアウィンドウが、デザイン面からもマセラティを象徴している。
そしてリヤウインドウとボディラインが、レヴァンテがハイパフォーマンススポーツカーであることをアピールしている。
レヴァンテのシャシーは、これまでのマセラティモデルにも共通するオンロードおよびハンドリング性能、これに加えて、オフロードにおける走破性と乗り心地を実現できるようにデザインされている。
また、ダンピングやエアサスペンションのレベル設定が可能な電子制御サスペンションや、“Q4”AWDシステム、そしてレヴァンテのために専用にチューニングされた8速オートマチックトランスミッションが標準装備される。
レヴァンテに搭載されるパワーユニットはガソリンエンジンとディーゼルエンジンで、どちらもユーロ6に適合している。
トリノ、ミラフィオーリ工場で生産されるマセラティ レヴァンテの初期生産モデルは、既にラインオフしており、2016年春のヨーロッパ市場に続き、その他の市場に投入される予定だ。